こんばんは
いぐっちょです
本日は「教育について、折に触れ」というお話をしようと思います
この内容については、ドラマの鈴木先生の第2話で
とても良い内容で描かれていたので、参考にしたいと思います
鈴木先生の第2話の内容は
「給食時の問題です。」
鈴木先生の第2話は、いきなり出水という男子生徒が給食中に食べ物をグチャグチャにしながら、変なことを言い、周りの生徒の食欲をなくすようなことをしはじめるというものでした。
そんなことをされたら、机をくっつけて一緒に食べている生徒は一斉に引きはじめます。
特に向かいで食べている女子生徒はブチ切れで
「家がおかしいんじゃないの?こいつん家の親が学者なんだよね。きっとさ、勉強とかしかしないからさ、まともなしつけできてないんじゃ?」
と言いだし
鈴木先生は
「言いすぎだ!!」っと止めに入るのですが
「なんで、言いすぎなんですか!?今さらこいつが止めたからって、もう、私の食事は精神的に台無しなんです!少しくらい嫌みを言わなきゃ、頭から離れないじゃないですか!」
と女子生徒は半泣きになり、大きな問題になるのです。
この男子生徒は、本当に真面目で女子生徒が言うように親は大学の教授で、全く問題など起こす生徒とは考えられないほどなんですが。
そして、鈴木先生はその男子生徒を呼びたし、何故そんなことをするのだ?と質問をするのです。
男子生徒は
「見ててわからないなら、言ってもわかりません。」
と答えるだけ。
そこで、鈴木先生は男子生徒から一週間だけ給食風景を見て、原因に気づける時間をもらうことになります。
鈴木先生と男子生徒との話が終わり、立ち去る時に男子生徒は
「本当はわかってるくせに。」
という捨てゼリフ。
とても意味深です
そして、一週間その男子生徒の食事風景を観察することになります。
鈴木先生は、はじめから何かおかしい事には気付いてるだが、それが何かがわからない。。
観察するにつれ、問題は給食を食べる時に向かいになっている女子生徒が原因ではないか?と考えはじめ、最終的に、鈴木先生は男子生徒と向かいの女子生徒の違い、そして、クラスの生徒全員はどうなのかということに、気づくのです。
その原因というのは、何なのかはここではお伝えはしないでおきます。
是非、観て自分で気づいてもらえたらと思います
そして、鈴木先生は問題を起こした男子生徒の親を呼び出し、今後どのように対応したら良いのかと、相談するのです。
「今回の問題を生徒たちにどう伝えるのかをすごく迷っている。本当はこういった問題をクラスでしっかり話し合わせるのが私の教育の理想だが。。」
という鈴木先生。
その時、男子生徒の親がこう言うのです。
「自由な討論が常に最良の道でしょうか!?この問題はデリケートで根が深い。子どもたちは、両親から授かった、教育やしつけ、家族の価値観まで背負って討論しなければならなくなる。相手を打ち負かし、自分を押し通すためだけの戦闘、罵り合いに落ちてしまう。」
「教育とは、折に触れ」
ではないでしょうか。
鈴木先生は笑顔で、男子生徒の親に
「いつか、実りのある話し合いができるクラスにしてみます。」
と言うのでした。
なんと素敵な話でしょうか
「折に触れて」
なんと素敵な言葉でしょうか
そして、なんという深さ
給食一つでこれだけ深くなれるってとても大切ですね
でも、これは子どもたちだけではなく、大人や全ての人間に関係のあることだと思うのです。自分の考えが正しいと思うこと、自分を肯定することはとても大事です。しかし、その考えを他人に押し付けてしまうというのはどうでしょうか。
思い出してみると、私も大人になってからでも自分の考えを押し付けていたことはありました。でも、いろんな人々のおかげで少しづつ変われてこれたのではないかと思います。
「折に触れて」
という言葉は
「機会があるごとに」
という意味です。
話し合い、自由な討論というのは教育でもビジネスでもとても大事なことです
しかし、一歩間違えてしまったら、相手を打ち負かすだけの単なる罵り合いになってしまう可能性があるということを鈴木先生は私たちに伝えてくれているのだと思います
どうしたら、そんなことにならないのか?
子どもだったら、なるのか?
大人だったら、ならないのか?
是非、みなさんも考えてみてはいかがでしょうか
折に触れて。
そして、そんな罵り合いにならないような、本当の話し合い、自由な討論ができた時・・・
どんなビジネスがうまれてくるお思いますか?
そこにいる人たちはどんな人だと思いますか?
そんな人たちで創る未来はどうなると思いますか?
私は素敵な未来になると思います
そんな未来を目指して...