「三週間後」
旅行から帰って、
玄関の鍵をあけると、
部屋のテーブルの上に、
吸殻がいっぱいの
灰皿がのってた、――
こんなことは取りかえしがつかない。
-ギュンター・グラスー
確かにこんな取り返しのつかないこともありますものね
可笑しいね。
満杯の吸殻を放置したまま、それを意識なく過ごした3週間という時間―――。
そんな状況でしか生まれない“独特な思い”をこんな短い文章で共感させるなんて・・
大切なものを失くしたり、重要視されていたことをし損じたり、世には取り返しのつかないことが溢れているわけだけど、こんな取り返しのつかないことも存在しているのですね
*フィクションです
仲の良かった友人がこの世に居ないということを数年越しに知った
死が取り返しがつかないことは、どうしようにも逆らえないこと
仲が良かったといっても何年も連絡をとらないなんてことはよくあること
しかしそれとは別に取り返しのつかないことがあった
それは彼が当然のようにどこかで生きていることを前提に、僕自身が生きていたこと
前提に・・
当然のように・・
いつものバランスで・・
知らずに過ごしてしまった長い時間こそ、もうひとつの取り返しのつかないことなんです
この感触は
追悼とは別のもの
その事実を知った瞬間、長い間考えることなく寄りかかっていたものが無かったのにも拘わらず、いつもの感覚で、いつもと同じバランスで、ここまで来てしまっていたことに嘆いた
僕たちは、自分のではどうにもできない一方通行の時間の流れの中に存在している
過去に手は届かない
それ故に途方もなく、取り返しのつかないことで溢れている
そんな中でこんな取り返しのつかないこともある
旅行者が部屋のテーブルの上に見つけた吸殻の山を見て、その3週間とは別の3週間があったことを改めて受け止めたとうに、彼の居ないこの数年を溜息をつきながら思い返すことしかできなかった
フィクションだけど・・・
フィクションとも云い切れないことですね
それに似たことをよく考えます
不謹慎なことですね
それでも考えてしまいます
そんな感触に襲われます
長く故郷を離れるときに身を留めようとするのはこのせい
東京に出てくるのも実に躊躇った
長い旅行も本当は嫌なのです
躊躇うとか嫌とかって表現が適当なのかは微妙だけど・・。
地元に帰りたい?と問われたら いいえ と答えるので。
親とかはそれ以上に想ってくれているんでしょうね
まぁ親に関して言えば離れるのもまた親孝行の一種だとも想っているけどね
子供はとびうお
時期が来ると帰ってきて、また遠ざかってゆく
遠ざかってゆきながら、だんだん大きくなるんだ・・・
それを待つのはストレスでしょうね
今度聞いてみよう・・
きっとうちの親は
「もう開き直って、気にしないようにしてるよ・・」なんて言うんだろうな
母さんツンデレだから
父さんは息子に人見知りだから
ツンデレ母さんからの手紙で過去3回泣かされたことがあります、笑
^^
当然のように思っていること
当然のように 気にしていないことが、崩れてしまっていないか心配です
崩れかかっているのを知っても なにもできないことがまた切ない
(命に関わることだけではなくね?)色恋話だって当事者にとっては事件なのですから
で、えっと
旅行してきました。
一年くらい。
これからゆっくり更新してきます。
if you think you're tought
give me all your love
and i'll give you every little piece of me
ふふ
偶然をもとめて汽車に乗る。家出少年の最も親しい道づれは幻想なんです。
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