飛行機のせいで2日間ほぼ徹夜でヨボヨボなのに
チケット忘れて自転車20分×二往復キツかった
 
今回の2マンは普通とちょっと違う感じ
世代とジャンルが少し違う対盤で
大御所先輩vs後輩になるの?分からないけど

そして
二列目に先輩バンドのファンの方々がいた
ここはファンじゃなかったら二列目キツイよ~
 
二列目に陣取る意味
何か分かるんだよなー私は中間層だから
本当に最前代わってくれるか分からないし
若い人達はライトというか器用でパンパン変化していって人をあまり疑わないから協力しあうし後ろに下がるけど、ベテラン世代の昔のライブは戦いみたいだったし信用しない感じだった気がする
 
その新旧ファンのノリが違う混ざった状態でライブをするのは難しいと思った
しかもあれだけ個性的で動き早い激しいし初見だと受け入れづらいから、棒立ちと激しい両極端な客席になるのは当たり前で混じりあう事はなくライブ終わるだろうなと
 
二列目や後ろの方々の未知との遭遇みたいな反応は仕方ない
温度差の違いに出だしからメンバーさんキレそうかなと思ったけど、先輩方のファンがノリ悪く感じても当たり障りなく今回は何も言わないだろうな~と思ってたら
ボーカルさん攻撃開始
 
数曲やった後、どえらい下ネタ単語言ってきて、この客層で言う!?と思ったら、次は排泄系の単語が出て来てまぁこれは歌詞にも関係してくるからセーフ、、ではないよ~と
 
そして何と先輩バンドのファンを
ババアって連呼して怒濤の攻撃しはじめた
座らせて二列目だけ立てとか水ブシャーとか
あの場で一番言ってはいけないババアという
会心の一撃をくらわしてきた
聞いた瞬間、とうとう言ったあああ!って
やっちゃったね!と覆水盆に帰らずだっけ?
 
曲中にコソコソ話しててんじゃねえババアみたいな事言ってたから、それ見てずっとくすぶってた感情にスイッチ入ったんだろうな
二列目より後ろにいたから年齢層分からないけど、何歳だろうと言われた事ない女性なら怒り半端ないんじゃないかな
私はちゃまにシワシワクソババアって歌に乗せてとか
何百回も言われてるから慣れてるけど
 
でも人間年は必ず取っていくし年齢を重ねた人を否定したり嫌な言い方はしちゃいけないなぁ
悪い事じゃないのに
 
しかし私も楽しいし曲好きとはいえ激しい動きはしてないしババアだからヤバいなと笑
 
ヘドバン生きててしたことないし首振るのおかしくしそうで怖いし出来ないんだなぁ
あんな動き普通に生きててしないし
 
やりたい人はやったらいいじゃダメなのか
このジャンル好きだと出来るのが当たり前とかやんなきゃいけないとかおかしい
一番好きなジャンルなのにライブはノリが合わない暴れたいとか思った事ない
生で曲聞きたいだけなんだよ
それだけじゃダメなのかなぁ
 
動き揃えるのも日本人だけじゃないのかな
協調性で一体感とか安心感なのかな?
浮くから出来るのはするけど
自由に楽しみたい
 
でもお客さん70人位かな?どこいても視界には入るから、ヘドバンを誤魔化しつつノリ良くみせる方法を考えながら、でも凄く楽しくかった
 
視界に入ってしまうならステージの人に嫌な思いとかノリ悪いとかでテンション下げさせたくない
でも動きについてけなくてノリ悪くても、本当に曲好きだったり見たいって念や想いはステージに伝わるんじゃないかと思ってる
 
手あげるのも恥ずかしいとか、どうやって動けばいいかなとか間違えそうとか、次こそは動こうとか
棒立ちにみえても頭の中で必死に楽しいし見たかったけど、緊張するからどうしようって思ってる場合もある
 
だからノリが悪いってだけとか機嫌が悪くてキレてたり怒ってて、こちらが納得しない理由ならイライラするし何なのってなるけど

今回は演奏も歌もちゃんとクオリティの高いライブをしてたという大前提があったから言う権利もあるし、キレる理由も分かるし、キレ具合が急所突きすぎてあざやかだった

MCの言葉や気迫が心に刺さった
何となく覚えてる感じだと
 
憧れの先輩と同じステージに立てた
2マンだけどワンマンだと思ってる
2マンは戦いじゃなくて相乗効果?みたいな
中学校から登校拒否?友達いない
父さんいないからお母さんだけとかで
ババア呼びしてた方を途中からお母さんって呼んでた笑
 
真ん中が空間出来てて、後ろで見てた人達に反応を求めてたけど大人を変えるのは難しいよ
でも動員にならないだろうし未来には意味がないかもしれない、それでも動かない状況を諦めずに変えようとしてた
 
ライブの内容をまとめると、滅茶苦茶で捨て身で口悪いし下ネタ直球だし、客席の温度差年齢差真逆で、そんな中でもしっかり曲はやるし、存在とライブが強烈過ぎて楽しかった!!

一曲目から即激しいカオス空間で
トランス状態に持ってくのが上手い
流れるようにリズムが進んでいく
リズム隊の音が心地良くて
曲の良さと音楽性が中毒性とセンスある
誰作曲してるんだろう
 
歌上手くてしっかり聴かせて
歌詞が響くボーカルが好きだけど
上手い下手を越えた特殊な魅力がある
 
最初は不思議空間としか思ってなかったけど
音源聞かせてくれたりライブついてったら
ハマる良さが分かった
 
ボーカルさんの軽い気持ちじゃなくて
伝えたい、状況を変えたい、自分の思ってる事を包み隠さず全部吐き出す強い思いや考えに、尊敬というか熱いモノを感じて
ワー!って衝動が来て声が出た

先輩相手にリスペクトや敬意は払いつつ、半分アウェイの空間や先輩にひるまずにワンマンのつもりだって言えるの堂々としてて本当にカッコ良い
 
歌声聴くだけですくむというか衝動が起きるのははるさん、声がド直球タイプだからかな
 
ボーカルさんの滅茶苦茶は筋が通ってるからこそ、他のメンバーは冷静にしっかり演奏してクオリティ高いライブ出来てるんじゃないかと
無茶苦茶が他のメンバーや客席が共感してなかったら浮いてたり空気悪いの伝わる
 
ここまで滅茶苦茶で捨て身で直球でライブする強烈なボーカル見たことない、衝撃度歴代1位
 
はけるとき化粧が落ちて崩れた顔に泣きながら客席にお礼かな?言っててこっちも泣きそうになった
そして先輩バンドのファンの方々、全員かは分からないけどババア言われても最後拍手してたり、大人の対応で落ち着いてるなーと思った
 
次は先輩たち
バンドちらっと調べて
大御所かな位の知識しかなかったけど
サクラさんがいる
ベースさん映像で見たことあるぞ
モナリザに似てる
ギターさんはまだ一般人にいそう
なんか全員見たことある
でもボーカルがマンソンっぽい見た目の
ベテランたまにいるかもなと思ってたら
 
歌聞いたら愛してる~愛~を連発で
リズムのない呪文みたいな歌い方とシャウト?
柵に静かに乗り上げるみたいな動きと
柵に静かに近ずいてしゃがんで客席ガン見みたいな独特な動き
客席とコミュニケーションのない世界観
何かボーカルさんライブで見たことあるぞ
 
家帰って調べたら2011年の大阪で見てた
この時のイベントが好きなバンド多くて
楽しみだったの覚えてる
その中で1曲10分以上同じ事言いながら
退廃的な世界を延々歌ってて
客席をポカーンさせた人だ!
 
ライブ始まる前にたまたま大御所っぽいバンドマン達の話してて、この人のこの時のライブの話をしてたら、まさか次に出てくるバンドのボーカルが同じ人だったとはとビックリした
この時期かなり遠征してたのにライブの記憶がある
 
記憶するライブっていいライブより、初めての感覚や印象的な人がいたり、生だからこそある
ハプニングやドラマや刹那的な一瞬の何かを感じると強く何年も覚えてるのかもだ
 
この時より年を取ったのに今の方が二倍の時間働いてる、なのにお給料は2/3に減ってるし、疲れて遠征減るわけだ
 
ライブの方は音が重くドカーンとキレがいい音に迫力と威圧感が凄い
サクラさんが音響さん?に音の指示?をキレ気味ジェスチャーして大物っぷりを発揮
客席を盛り上げたり煽ったりは一切なく世界観と大物っぷりとベテランの堂々さを見せつけて去っていった
ノリずらい曲調だったから客席は棒立ちで、2マンは対極の客席だった
 
ここのファンの方達から苦情いかないのかなと思ったんだけど、ライブ見てみたらこれだけ近寄りがたい大御所バンドだとファンに何も言わせない雰囲気なのかなと思った
言う人達はまずこのバンド好きじゃなさそう
それ見越してババア言ってたなら相当頭いいのかなと思った
 
ライブ見すぎたせいかライブ見てても、もう一人の冷静な自分がいて、冷静な自分がライブを見てから本当の自分に届くみたいな
 
衝動とか熱いものがグッと来づらいんだけど、今回のライブは強烈過ぎて眠ってた何かが起きた
 
前の日のライブが平穏に感じてしまった
滅茶苦茶なのがいい訳じゃないけど
熱量が凄すぎた
でも動員少なかったから出来たのかな
どこだろうとやりそうだけども