理科室で

外を眺めてた。

グラウンドは

誰もいないや。

僕はただ火をつける真似。

灰にする、

そっと全部ー。


ゆらいで、ゆらいで、

君の笑顔歪んだ。

ちゃんと、ちゃんと、

見れなくなるくらい。

なんで、なんで、

涙がこぼれるの?

理解はできないけど、

答えなんかいらないから

空を仰ぐ。


インチキな

言葉と感情は

フラスコのなかで

混ざった。

擦り減って、

失くなってしまうよ。

まるで僕、

白いチョークだ。


にじんで、にじんで、

キラめいて

見えるんだ。

不安で、不安で、

考えるのも嫌だ。

そして、そして、

ボンヤリ思うのは

いちばん遠いところ。

それはきっと、

多分きっと、

君の心ー。


わかりあう事が

愛だって聞いた。

それが本当なら

みんなひとりぼっち。

ずっと、ずっと。


ゆらいで、ゆらいで、

君の笑顔歪んだ。

ちゃんと、ちゃんと、

見れなくなるくらい。

なんで、なんで、

涙がこぼれるの?

答えなんかいらない!

にじんで、にじんで、

キラめいて見えるんだ。

不安で、不安で、

考えるのも嫌だ。

そして、そして、

ボンヤリ思うのは

いちばん遠いところ。

それはきっと、

多分きっと、

君の心ー。


こんな僕を燃やすだけの

火をください。


Plastic Tree/理科室


5月入ってから

浮き沈み激しいなぁしょぼん