おはようございます。有紀です。
先日、乙女塾のナオさんがこんな記事をあげていました。
私もまさにそんな感じ。トランスへの思いを抱きつつも、メディアによる刷り込みから、
「自分は枠に当てはまらないから、トランスジェンダーではないんだ」
と諦めてしまっていました。その影響はネットが普及してからも続き、移行を遅らせる要因となっていきます。そして近年になってようやく、
「性自認と性指向は分けて考えるべき」
というSOGIの概念に出会って、自分を認められるようになりました。それまでが長かった…
そもそも地方に住んでいると、直接的な情報に触れる機会が無く、どうすれば良いのか分からない、という状況になりがち。私もかつては
「トランスジェンダー」 = 「ニューハーフ」
という認識で、それは「都会のみ」の世界の様に思えていました。逆に言えば、トランスするには、都会の夜の世界に飛び込まないといけない、そこに行けば情報が得られるはず、というイメージを持っていました。
今の様に情報が豊富にあって、それらに簡単にアクセスできるような環境があったなら、また違った人生になっていたでしょう。
もちろん後悔はしていませんが、
「あの時ああしていればどうだったかな」
みたいな事は考えることがあります。たらればの世界ですけどね。
今を生きる若い世代には、目の前に広がる情報をしっかり見極めて、後悔のない選択をして欲しいものです。
ではでは