翻訳のプルーフリーディング(校正)の仕事をいただいたことに、以前、少し触れましたが、先日の米国大学院の同窓会に行って、少し感じたことがあります。

私が留学した米国の小さな大学院には翻訳と通訳の専門家を養成する学部があり、同時通訳を目指す日本人やアメリカ人の学生達がいました。

修士課程の2年間の間で、1年を終了した時点で、卒業できる見込みのない学生たちには、学校から助言がでていました。当時、日本語の同時通訳&翻訳専攻学生について、わたしの同級生たちについて私が把握したのは、以下です。

・アメリカ人学生:日本語レベルが不十分で、通訳も翻訳課程も終了できないので、1年を終える前に転学部を進められる。
・日本人学生(日本の学校にて大学までを終了):通訳課程の修了は困難、翻訳課程専攻を助言。
・日本人学生(帰国子女):(あくまで当時のわたしの同級生の話ですが・・・)日本語のレベルが翻訳や通訳ができるレベルに至っておらず、転学部を奨励される
・アメリカ人&日本人学生(真のバイリンガル):10年に二人いるかいないかの逸脱した人材との評価を受けて、同時通訳課程を修了。一人は、現在も米国政府関連の要人の通訳として、国交に陰ながら貢献している、と聞いています。

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しかしながら、同窓会に行ってみると、アメリカ人で日本語を学び、大学院で翻訳過程を専攻・終了し、日本に来て翻訳の世界で活躍している人たちに会いました。

長年のうちに、日本語を学ぶアメリカ人の層の厚さを感じました。

少し前までの、経済大国として世界をリードしていたころの日本。その影響で、日本に興味をもち、日本語を専攻する外国人学生が増えたことは、国際交流についても、翻訳や通訳業界にとっても、歓迎すべきことだと、感じました。