野菜的果物。

 

植物学的には果実だが、流通上は野菜として扱われる。

たしかにみかんの仲間だがスーパーでは野菜コーナーにある。ショウガや山椒と同じ「和ハーブ」でもあるそうだ。

 

そんな万能選手の本格収穫が今年から始まった。

摘果を兼ねた青ユズも10個ほど。熟した黄ユズは50個ほど。昨年はあわせて20個だった。

 

みかんの仲間では最も寒さに強く東北地方でも育てられ、庭に植える木としても人気が高いユズは、当園でも大事な2つの

役割を担ってくれた。

 

夏はアゲハの幼虫を集め、それを捕っては向かいの女の子にあげた。塀からはみでたユズの葉は、エサがなくなったときに自由に

採ってもらうのに都合よかった。摘果の青ユズもご近所交流に一役買った。

 

我が家のテーブルでも、現在ハチミツ漬けやゆず酒で活躍中だ。

まもなくゆず湯の師走も始まる。

 

 

日本原産かと思いきや、中国は長江上流が原産だそうだが、

千年以上も前、奈良時代から日本で親しまれてきたという。

 

子供の頃よりも大人になってからぐっと存在感が増した。

当園の南西の隅に植えて4年が経つ。

気持ちの中では晩秋の主役の座に躍り出た。