こんにちは、プーさん先生です。

訪問ありがとうございます。

何度も載せてるこの記事ですが、

やっぱり読む価値があるなあと

医師を目指す人には読んで欲しいです。

それでは再掲です

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今日は医学部受験についてお話ししたいと思います。

ここまでのブログではできるだけ長くならないよう気をつけていましたが、

この記事は思う存分書いてみたいと思います笑

そして、この記事の内容を覚えるだけで医学部予備校のベテラン教務レベルの話ができてしまうので、

本来ならお金を取りたいくらいなんですけどね・・・

反響が多かったら消してしまうかもしれません。

もう色々なところで言われているので、ここのブログにたどり着いた人ならば耳にタコでしょうけど、

医学部受験というのは他の大学受験と少し違います。

医学部受験の特殊性

何が違うかというと、医学部に入学することというのは、ほぼ将来の道が決まるということなのです。

他の学部であれば、大学に入ってから4年間かけて自分のやりたいことを選べるのですが、

医学部に入学した生徒は入学した時点で、医者になる以外の道がほぼありません。

（もちろん医者＋何かになるという道はありますが）

なので、医学部入試とは大学入試に加えて、就職試験の要素が加わるのです。

ほぼすべての大学で面接試験があるところかもわかっていただけるかと思います。

では、この試験を突破するには何が必要か。

就職試験と同じく、企業研究＝医者という職業研究が必要なのです。

お医者さんとはどういう仕事か

お医者さんという職業は人の体の不調を治すお仕事ですが、

それはサービスを受ける側＝患者さんからの目線の話であって、

サービスを施す側＝お医者さんからの目線からはもう少し違うものが見えてきます。

お医者さんは一人でも多くの患者さんをより早く、より苦痛の少ないやり方で、

治してあげたいと思っています。

そのために休みの日に学会に顔を出し、勉強会に参加し、新しい知識を常にアップデートしていく。

外科の先生であれば、会議を繰り返し、手術の回数をこなすことで技術を高めていく。

医療界はものすごい速さで進歩していますから、それについていくために必死に勉強をするわけです。

つまり、お医者さんになるということは毎日勉強をするということなんですね。

そして、その学んだことを治療に使っていく。

時には効果のない時もあります。誤診もありますから、なぜ？を止めない。

その理由を突き止め、患者さんの快復に精力的に動いていく。

お医者さんというのはそういう職業なんですね。

僕は医者という職業は世界で一番やりがいのある仕事だと思っています。

人にとって一番大事なのは自分の命で、それを救える職業ですから。

その分責任も重いですが・・・

医学部に入るために

医者一人を育てるためには1億円かかると言われています。

出典　https://www.med.or.jp/dl-med/teireikaiken/20150513_1.pdf

国立大学はそのほぼすべて（1億ー360万＝9600万）を負担し、私立大学はそのおよそ3分の２を負担しています。

ですので、大学に入ったものの医者になれない、途中離脱者を産みたくないのです。

（一人あたり1億円無駄にすることになります！）

また、昨今問題になっていた女子差別や多浪差別が起こっていたのにはこの理由もあったと思います。

（これは内緒ですが、僕が話を聞いた大学の中には、妊娠による離脱を理由に女子比率を上げたくないと言っていた大学もありました。）

今はかなり緩和されているように体感していますが、問題になる前は本当に女子や多浪生の入りにくさに困惑したものです。

話がずれましたが、そのミスマッチを防ぐために、大学側は以下の視点で生徒を見ています。

自分で勉強を続けられるか

この一点で生徒を見ていると言っても過言ではないと思います。

もちろん自分で勉強を続けるためにはいくつかの必要なスキルがあります。

①ぶれない志をもっていること

②ＰＤＣＡサイクルを回せること

③人の話が聞けること

①は「人を助けることにやりがいを感じるか」ということです。

（時々「食べるのに困らなそうだから、医者になりたい」というのを面接で言おうとする人がいます。

本当に落ちますから、確かめてみたい人はやってみてください笑）

ある程度辛いことがあっても、人を助けるためなら耐えられる、簡単に目標を変えない覚悟があるということ

ですね。

医学部の勉強は大量で大変なので、普通の大学生が羨ましく思えることも多々です。

「大手商社の方が儲かるしいいじゃん！外資こんなもらえんの！？」と、

辞められてしまっては大学側は困ってしまいますね。

②はP（Plan）D（Do）C（Check)A（Action）の略ですが、

簡単に言うと、自分で目標を立てて、やってみて、それを修正しながら目標を達成できる力ということです。

社会人になると多くの会社で求められるスキルですが、医学部でも同様に、高いレベルでこれができること

を求められます。

女子医のチュートリアル教育や、昭和大学のPBLなど、この力を伸ばす教育方法を取り入れている大学は数多くあります。

③はコミュニケーション能力です。

患者さんの病気を治すとき、患者さんからどういう症状なのか聞く必要があるのはもちろんのこと、

医療チームのリーダーとして、看護師さんや技師さん、薬剤師さんに気持ちよく動いてもらう必要があります。

（ここが欠けているお医者さんが多い気がするのは置いておいてですね、、、）

ですので、上記3つの能力を受験生のうちにも鍛えておく必要があるわけです。

就職試験ですので、「大学に入ってから鍛えればいいやー」なんて甘い考えでは入学できません。

大学に入ってからも困らないよう、また、大学に入れるよう

医師として自分はどうなりたいのか

普段の勉強でもPDCAサイクルを回せているか

円滑なコミュニケーションが取れるようトレーニングしているか

この三つを、受験生は意識して毎日を過ごす必要があると思います。

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僕がリコ先生と一緒にやっている個別指導では、PDCAを最短で回せるようになるために、

毎週のテストを行っています。

その他にも壁に当たった時の解決法や、不安の解消法など、受験にまつわる困りごとを

全て解決できるよう頑張っています。

少しでも気になった方はこちらからご相談を！

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～数学のリコ先生と共に個別指導塾をやっています。～

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カバー写真は新婚旅行で行ったハワイのホテルからの写真です。

ハワイなんて・・・と思っていたのですが、実際行ってみると「ハワイ最高！！」

となってしまいました。なんでもやってみないとわからないものですね。

それ以来家にハワイ風のものが増えています笑

医学部合格に必要な力