尾張瀬戸駅から5分ほど歩いて瀬戸蔵という施設に着きました

中に入ると1階には、瀬戸物がいろいろ売られているショップがあります

そして、2階から上は瀬戸蔵ミュージアムという博物館があり、そこにはすんごいものがあるとのことです

施設中央のらせん階段を登ると、来館した著名人のサイン色紙がズラッと並んでいます

そして、受付で入館料の520円を払おうとしたら、何とJAFの会員証を見せれば110円引きの410円で入館できるとのことで、JAF会員のわたしは恩恵に与らせていただきます

いやぁ、ドライブでも電車旅でもJAFは頼りになりますなぁ

さて、410円を払ってミュージアムの入口にはとんでもないものがありました

これは模型ではなく、現役を引退した電車です

もちろん中にも入れます

この電車は昭和3年製で、阪堺電気軌道のおじいちゃん電車と同級生で、瀬戸線から退いた後は名鉄揖斐線や谷汲線で路線が廃止になるまで走っていたのを、引退後にこちらにやって来たとのことです

また、名鉄瀬戸線は元々は瀬戸電気鉄道という路線で、当時は『瀬戸電』と呼ばれていましたが、名鉄になって80年経った今でも名鉄瀬戸線を『瀬戸電』と呼ぶ人がいます

そして、ミュージアム入口の反対側のドアも開いており、そこから出てみると、懐かしい木製のラッチがあります

ここは昔の尾張瀬戸駅が復元されております

駅舎の中には瀬戸電の懐かしい写真や、歴史が書かれたパネルが展示されております

ところで、この瀬戸電が展示されているフロアは2階です

では、どうやってこの電車を建物の中に入れて、2階へあげたのでしょうか

答えはこちら

何と、建てる前に土台を造って、そこにクレーンで上げて、それから瀬戸蔵を建築したようです

ちなみに、駅舎はさすがに本物ではなく、ボード製です

この先は、瀬戸物についてかなり掘り下げて案内されております

つづく