こんにちは、IFRS名古屋です。

 

今回は、タイトルのとおり、IFRSの原文を読まなければならないか。

IFRSコンサルをしていると間違いなく聞かれます。

 

答えは・・・・

半分YES、半分NOです。

 

え?答えになってない?理由はコチラ。

 

<日本語を読む理由>

✧なんといっても理解しやすい。いくらTOEIC900点以上ある人でも

 専門用語のオンパレードでは正直つらいです。

✧英語→日本語に引き直す時間があればその分本質的な理解の時間にすべき

✧原文を読まないとニュアンスが・・・と言われますが結局のところ「ほぼ」ニュアンスは伝わっています。

✧結局のところ、IFRSコンサルや監査をしている人はRed Bookと呼ばれる和訳本を

 読んでいる。

 

<英文を読む理由>

では、日本語だけでよいか?と言われると上記のとおり「ほぼ」ニュアンスは伝わりますが

無理矢理訳してあるところや、概念的なところは伝わりきりません。

ですので英文も一読することは必要です。

ですが、経理担当者であれば必須ではなく、会計士であれば必須、と思います。

 

また、英語を苦手とされている方も多いかもしれませんが、

IFRSの原文は驚くほど簡易な英語で書かれています。

これは、英語を母国語としない国でもIFRSを適用してほしいという趣旨から

敢えて簡単にしているのです。

 

また、日本語訳では「なんじゃこりゃ!?」と相当頭を悩ませて考えることでも、

原文にあたると「こんな簡単なことだったのか!」と理解が進むことも多々あります。

 

 

ですので、まずは日本語を、

その知識を持って英語を一読するととても理解が進むと思います。

 

何か質問があればご連絡ください。答えられる範囲内ですが、答えたいと思います。

 

IFRS名古屋の会計士でした。