On nOthing  -100ページ目

一円玉 3

パンツの匂いを嗅ぐ。

酸っぱい匂いがする。

「なにしているんですか!」とOLはしかめ面で言う。

「なにって、匂いを嗅いでいるんですよ」なにを言っているんだと、呆れ顔をする。


「何を呆れているんですか!変態!」

「何を怒っているんだ。それに私は変態ではない。変態ならもう君はやられてしまっている。」やれやれ。

「いやいや。違うよ!断じて違うよ!仏陀が言ったって信じないよ。ヤハウェが言っても信じない!」その様子がまるでイグアスの滝のようだ。

私はあまりの迫力に怖気づいてしまった。と言って右手を前に出そうとした。
OLも手を出そうとした。

その時だった。

「あれ!私のパンツは!?」と女子高生は慌てふためいた。

「これか?」と言い。ポケットにしまっていたパンツを出し匂いを嗅ぐ。

「何してるの!」と走って此方に差し迫ってくる。

「ひょい。」とマタドールの用にひらりと女子高生をかわす。

「ちょっと!返してください!ドン引きですよ!」とパンツに食らいつく。匂いを嗅ぐと甘酸っぱい匂いがした。

「何匂い嗅いでいるんですか!死んでください!」

「ちょっと!それは酷いでしょ!たかだかパンツの匂い嗅がれたくらいで死ねるか!」まったくだ何を言うか。

「乙女の匂いをそう簡単嗅げると思っているの!?」

「小便小娘が何を言う」

「何ぃ!?絶対返してもらいます!」顔を赤らめながらも果敢に来る。一度死を覚悟したシマウマのようだ。