言わなければ、先へは進めないだろう
いつかきっと、それが枷になり
前に進む事を、不可能にする。
こわくて、何も言えないあたしがいる
今は良くても、このままじゃ駄目だって
少しずつでも、吐き出さないといけないって
わかってる。
吐き出して、また、傷が広がるのが、こわい
それは果たして、本当に、傷なのか
「悲劇のヒロイン気取ってる。」
そう言った人の言葉が、頭に、こびり付いている。
言っても、どうしようもない事が多すぎた。
言っても、どうにもならない事が多すぎた。
過去は戻らない。
だから、これから、前に進むために
あたしは伝えなくてはいけない。
今まで経験した事、言われた言葉、受けた行為
その一つ一つを
思い出しながら、確認しながら
あたしが思った事、返した言葉、言えない傷痕
その一つ一つを
貴方に、見せるために。
貴方と、歩んでいくために。
それがあたしにとって、どんな辛い作業でも。
もしかしたら、泣き喚いてしまうかもしれない
案外冷静に話せるかもしれない
どうなるかなんて、わからないけれど
考えるだけで涙が溢れそうになるけれど
心が何故かミシミシと痛むけれど
あたしは、話さないといけない。
伝えないといけない。
逃げてたら駄目なんだ。
頑張るから、見ててね。
離さないでね。
ごめんね。