今年6月に改正貸金業法が完全施行された影響について。
中小企業などの事業者や一般消費者を対象にアンケートを行った。
その結果、法改正により、事業者の2人に1人、
消費者の3人に1人が借入枠を減額されるなどの影響を受けている実態が浮き彫りとなった。
調査はインターネット上で。
事業者については8月中旬にモニター233人、消費者については同月上旬に500人に実施した。
集計の結果、「影響を受けた」と答えたのは。
事業者では119人と51・1%にのぼり、消費者は172人で34・4%だった。
そのなかで、「突然借入できなくなった」と答えた
事業者は15・9%を占め、消費者は20・4%だった。
その際の対応については、
「経費節減、節約に心がける(心がけた)」が。
事業者で52・1%、消費者で36・0%となっており、それぞれ最多。
「ヤミ金など不適切な資金調達を行う(行った)」は
事業者が14・3%、消費者は12・8%にのぼった。
みんなが心配していた予想どうりになった気がする。