2020年 秋も深まった頃

愛犬が発作を起こした

目の前で痙攣する小さな体

 

ぐったりと項垂れている姿に

このまま いなくなってしまうかと思った

 

案外、冷静に対応する自分は

普段よりも静かで

はっきりとし声で家族と言葉を交わし

動物病院へ行く準備を淡々とこなした

 

 

その日

愛犬は一緒に家に戻った

また発作が起きる可能性があるからと

薬をもらって

 

 

発作が起きた後には

発作前のような状態から遠く

力弱く項垂れた様子が続いた

 

そんな姿をみて

なんにも出来ない自分が

もどかしく悲しかった

 

 

なにか自分にも出来ることはないのか?

インターネットでたくさんの情報を見ていたら

レイキの話にたどり着いた

 

 

その時、レイキの名前は既に知っていた

何やらエネルギーヒーリングというものが

あるんだくらいの認識だった

どちらかというと、怪しいと思っていたんだけど

そのレイキについて調べてみたくなった

 

 

いろんな人のレイキの話を読んだ

これなら愛犬になにか出来そう

そんなことを思った私は

すぐにスクール、先生を探して

体験レイキを受けに行きました

 

 

説明を受けて

レイキエネルギーを流してもらい

体験してみる

 

体が熱くなるような

何かに体が動かされるような

不思議な体感

 

 

「あぁ、エネルギーが流れるって、

ヒーリングってあるのかぁ」

嘘ではないんだなぁ

そんなことを思いながら

この先生からレイキの伝授を受けようと決めた

 

 

そこからは駆け抜けるように

レイキ初伝(ファースト)から奥伝

神秘伝と学びました

 

レイキのクラスでは

小さな頃から気になっていた

魂、宇宙、霊的な話が盛りだくさん

レイキ以外のヒーリング技法を使っている

セラピストさんにも出会い

私の世界が広がった気がしました

 

 

伝授を受けてからは

愛犬や父にレイキを使わせてもらいました

 

その後

愛犬は薬を飲む生活は続いたのだけど

症状は落ち着き

 

私はというと

レイキでバリアを作ってみたり

エネルギーの流れを逆にした時とそうでない時に

体の力がどう変化するか試してみたりと

『エネルギーが流れる』で色々試しながら

しばらく夢中に過ごしました

 

 

 

そんなこんなで(?)

愛犬に起きた発作をきっかけに

私はヒーリングの世界へ足を踏み入れたのでした