工務店は当たりハズレが大きいです。
ハズレを引くと最悪の場合は、
倒産して家が建たない。
工事を引き継いでくれる会社を見つけて
追加料金を支払わないといけない。
そういうことが起こり得ます。

赤字経営の工務店は非常に多いですが、
ひと手間かけるだけで工務店ガチャの
ハズレを避けることが出来ます。

優良工務店は、
大手ハウスメーカーより高性能で意匠性が高い家を
高コスパで建ててくれます。そういう工務店は
普通に探していたら見つかりません。
口コミでお客さんが集まってくるので、
広告宣伝費をかけていないからです。

新住協や松尾設計室など
住宅性能に関する勉強会があります。
そのような会に所属している会社や工務店の
webサイトをみてそこから良さそうな業者を
見つけるのはよい方法だと思います。

気密測定を実施していて、
例えばC値0.5以下を保証している会社・工務店は
優良である可能性が高いです。

希望するデザインやテイストを
作り慣れているのかも重要です。
設計士と感性がかみ合わないと
家づくりがストレスになります。
webサイトが古すぎると感じたら
注意してください。

ある程度目星をつけたら、
現場見学会や完成宅に足を運んでみましょう。

何か違和感があったり、
希望の予算と合わなくて
選択肢から消えることもあるかもしれません。

腕は確かそうだけど
年間の建築棟数が少なすぎて、
資材メーカーとのつながりが弱く
値段が高すぎる工務店もありました。

簡単なプランニングと見積もりをお願いして、
良さそうであれば、経営状況を調べます。

@niftyで信用情報を購入するのが
手っ取り早くて楽です。数千円で買えます。
無料で調べたい場合は、
県庁の建設部等に行って閲覧する方法が
ありますが、コピーや撮影が不可なので
書き写す手間がかかります。

決算書を3年分くらい見て、
経営が安定しているか確認してください。
原価がどれくらいかかっているかもわかります。
会社の経営状況が安定していて、
経営者の言葉が数字的に裏付けられているなら
安心して仕事を任せられるでしょう。