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今回の小旅行の2日目にプレーしたジャパンクラシックCCは、
1986年、アーノルド・パーマーの設計で18ホール(現kingコース)で開場。
1987年、9ホール追加(現queenコースOUT)で27ホールに。
1990年、アコム・ポイントターニー・トーナメント開催。
1992年、9ホール新設(現queenコースIN)で36ホールに。
2008年、ワングリーン化。
…という歴史があります。
私が初めてジャパンクラシックCCをプレーしたのが1990年で、
その年に、アコム・ポイントターニー・トーナメントというプロの試合が開催され、自分がプレーしたホールがTVで再現された記憶があります。
長渡譽一(ながと よいち / 1941~2017)というゴルフ場設計家がいました。
晩年は、主に有名コースの改修を手掛けていたことで有名です。
たとえば、よみうりCC、ザ・カントリークラブジャパン、那覇GC、富嶽CCなどの全面改修に携わっていて、特に、元ロイヤルオーシャンを全面改修して、日本最高コースレートで8139ydsのザ・ロイヤルGCに変身させた人物です。
この長渡譽一氏の処女作が、なんと、ジャパンクラシックCC・クイーンコースであることは、ほとんど知られていません。
長渡譽一氏は以前、信和グループの社員でもあったことから、ジャパンクラシックCCのクイーンコースの設計と、キングコースのワングリーン化という大改修を手掛けたようです。
また、信楽CC造成の際、設計者である松山桂司氏が急逝し、その後指揮をとったのが長渡譽一氏だったとも聞いています。
私は関西在住なので、上記のコースのうち、よみうりCCのワングリーン化の改修にあたって、その前後をプレーし、こんなにもコースのクオリティが変わるものなのかと感心しました。
よみうりCCは、名匠・上田治氏の設計でしたが、以前はベントと高麗の2グリーンで、グリーン周りがなんとも貧弱だったのが、ワングリーンに変身してコースの質がレベルアップしたのを感じました。
今回の真夏の3連荘ゴルフに、信楽CCとジャパンクラシックCCを選んだのは、長渡譽一氏を偲んで、長渡譽一氏のテイストを味わいたいと思ったからです。
そして、3日目にプレーしたコースは…
ジャパンクラシックCC・クイーンコースでした。
私は、クイーンコースをラウンドするのは初めてです。
クイーンコースのOUTは、キングコースのすぐ横に位置し、コースの造りはキングコースによく似ています。
おそらく、OUTは、アーノルド・パーマー原設計で、9ホール追加されて27ホールになったコースではないかと推察しましたが、どうなんでしょう…。
もしそうだとしても、長渡譽一氏の改修を受けて、さらに最近は、リー・シュミットの改修もされているようです。
お昼は、夏野菜カレーでした。
タンパク質は、ほぼなし(笑)。
クイーンのINは、他の27ホールがある場所ではなくて、県道を隔てた別の場所に造られていて、この9ホールが長渡譽一氏の処女作ではないかと推察しました。
36ホール中唯一のビーチバンカーもありました。
これで、長渡譽一を偲ぶ3日間は終了しました。
猛暑の3日間でしたが、とても楽しいラウンドができてよかったです。
3日間、ボールは1つもなくさずにラウンドできたことも特筆ものです(笑)。