僕、家元です。
それは本当に映画を見ているような、それでいて恐ろしい光景でした。
その日は中井貴一さんとフェイ・ウォンさんが出演していたフジテレビのドラマ「ウソコイ」の最終回放送日。
仕事を終えて帰宅してテレビをつけると、何やら黒煙を上げているビルの映像が。
それがどのチャンネルに合わせても同じような映像で、画面の上のほうを見てみると「緊急報道番組をお送りしています」といった類の字幕が。
これは現実なんだ、何か爆発でもしたのかなと思ったら飛行機がビルに突っ込んで行って・・・
それがアメリカ同時多発テロの取っ掛かりみたいなものだと、ずいぶん後になってわかりました。
航空機がマンハッタンの高層ビルに衝突した事故は1945年、エンパイアステートビルへのB-25という中型の爆撃機激突事故以来のことだったそうです。
その後、アメリカの国防総省(ペンタゴン)にも飛行機が墜落したというニュース。
それまで「テロ」とか「テロリスト」という言葉はドラマなどで知ってはいたけれど、現実にこういう事件が起こるんだと改めて思い知らされました。
2001・9・11、アメリカ同時多発テロ事件、あの事件から14年。
今もなおテロはどこかで起こり、多くの人命が奪われています。
日本もいつこういう恐怖が・・・天災も怖いけど人災はより怖いです・・・