先ほどの記事の書いた、大須観音様の裏手のたい焼き屋さんの
先を左に曲がると、お目当ての大須演芸場がある
前の晩に居酒屋(お目当てのお店は定休日)で飲むついでに
場所は確認していたが、前の晩商店街は真っ暗だったので
昼間見た時の印象とは随分と違う。
観音様の裏手にあり名古屋の下町的な風情のある大須
そこにある演芸場なので浅草演芸場のような雰囲気を
予想していたが、浅草演芸場よりもその並びにある、
浅草名画座や浅草中劇場のような場末の雰囲気がむしろ
ここには近い
それは決して不快なものではなく
懐かしくもあり、今では貴重なたたずまいである
お席亭と奥さん(?)の二人で切り盛りをしているのであろう
かつて売店であっただろう場所はぽっかりと空間だけがあいている
だけ
外にある自動販売機で飲み物は購入するらしい
(出入り自由なところも浅草名画座と同じ)
館内に灰皿はなく、表でタバコを吸うのも大須流
開演10分前だというのに客は私を含めて5名....
東京の寄席でも平日ではありうる光景だが
落語ブームといわれている昨今
お休みの日でもあり、ましてその日は特別興行
「江戸落語....」といく企画物....
開演前、楽屋からもれてくる明るい笑い声が
館内に響きわたり、客席をあたためてくれるのが
せめてもの救い...
まさに奇跡の寄席、大須演芸場
恐るべし!大須演芸場!!
そして、また行きたくなる大須演芸場!!!
※写真がアップできなのが残念!