E-ディフェンス | 名古屋 中村区 住宅 耐震 雨漏り 新築から修理まで 株式会社渡辺建設

E-ディフェンスとは、実際の構造物が地震の際に、「どう壊れるのか」、「どこまで壊れるのか」、「なぜ壊れるのか」を明らかにする為に作られた世界最大級の実験施設「実大三次元震動破壊実験施設(E-ディフェンス)」です。


この公開振動実験を見学に行ってきました。


簡単に表すとすごく大きな振動台の上に18.6m×30mの山形屋根の体育館が建設されていており実際の構造物がどのようになるかという物です。




↑実験前




↑実験後


今回の実験は大規模空間に設置された吊り天井(H13 年よりも前に設計・施工された耐震対策がされていない)天井の脱落被害再現実験でした。

天井材の9.5mmプラスターと9mm岩綿吸音板、下地の軽量鉄骨が落下しました。


壮大な実験でしたが、感想は地震がおきた際に体育館に避難するのであれば体育館の中央付近には避難しないほうがいいという事です。理由は大空間の中央付近は隅に比べて天井の揺れが大きいので天井材が落ちてくる可能性がいうことです。


みなさん体育館に避難するのであれば隅のほうがいいかもしれません。