ここ数日、毎日報道されており、ご存知かと思いますが、
今治市の造船作業場から受刑者が脱走し、広島県向島に潜伏していると思われる事件について。
発生からすでに2週間以上経過しています。
受刑者はしまなみ街道を使って移動し、現在広島県向島に潜伏していると警察は見ているそうです。
また、本州の尾道市へと続く橋は警察により綿密な検問がしかれているそうですが、受刑者は見つかっていません。
捜索を阻めているひとつに、向島の空き家問題があるそうです。
向島の人口は約2万人だそうですが、島内に放置された空き家が1000軒あるとのこと。
この空き家に受刑者が潜んでいるとも考えられる為、捜索関係者は1軒1軒空き家を捜索しているそうです。
ここで問題があり、空き家とはいえ持ち主の許可なしに勝手に捜索ができないこと。
持ち主となかなか連絡が取れない、現在の所有者が分からない、など結局家の中には入れない空き家も多く、その場合は外からの目視のみになってしまうそうです。
よって、捜索に時間がかかっている、受刑者を見逃しているかもしれない、ことが捜索の長期化の原因のひとつになっている模様です。
空き家をそのまま放置しておくと資産価値が下がる、近隣に迷惑がかかる、特定空き家に指定されかねない、等諸問題がありますが
動物や不審者が住み着く
ことも、問題のひとつとされています。
そして、今回の事件でそれが顕著になりました。
橋で本州と繋がっているとはいえ、島は若い世代には利便性に欠けてしまうのかもしれません。
海無し、島無し群馬県ですからあくまで想像になってしまいますが。。。
次世代が進学・就職・結婚などで島を離れると、必然的に将来家主を失うことになってしまいます。
家を利活用するのか、除却して更地にするのか、将来空き家にさせない為に、家をどうするのか、
親世代、次世代、が決めておくことが大切と考えます。
確かに、この手の話はデリケートな話題だと思います。ですが、避けてきた結果、現在の日本は空き家だらけになってしまいました。
日本は周りを海に囲まれた、面積の狭い小さな国です。
20年後には5軒に1軒が空き家になるといわれています。
未来の日本は空き家とお墓ばかり、とならないよう願うばかりです。
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