2022/02/22 ガルバの廃棄費用について修正しました。

 

おはようございます。茨城のひのきです。

 

外は結構乾燥するようになってきました。

我が家は幸い、まだ湿度50%前後をキープできているので、加湿器を稼働しないでやれています爆笑

この辺は、全熱交換換気の有無と住まい方によるところが大きいと思います。

なるべく生活で出る水分をうまく使ってこの状況を維持したいですねウインク

 

 

 

今日は先日の完成見学会で見たガルバ外壁に触発された外壁の話。

 

※素人の個人的意見なので、気分を害す方がいたら申し訳ない

 

 

 

住宅の外壁っていろいろありますが、個人的にお勧めだなと感じているのは、

 

板状の外壁材でシーリングが少なくできるものです。

 

板状の外壁材っていうのは、外壁材そのものが板状で、それを外壁に貼り合わせていくタイプの物のことです。

ガルバ、サイディングなんかがそうです。

その中でもシーリング(コーキング)が少なくできるものがおすすめとなります。

具体例だと、

 

・ガルバ外壁

・Fu-geなどのシーリングレスサイディング

・杉板

 

などになります。

 

その理由ですけど、今の住宅の外壁部の最終的な防水を担っているのは、結局のところ、

 

外壁の中の透湿防水シートだと

 

思っているので、これを更新する際に更新しやすいものが良いと思っているためです。

国産の透湿防水シートのメーカー公称寿命は長いもので20年

実際はこれ以上持つとは思いますが、ひのきは30年程度で家の外回りの構造体のチェックもかねて、一度、外壁を全部剥がして透湿防水シートの更新を考えた方が良いと思っています。

 

そうすると外壁の寿命は、30年程度で十分。それ以上長い外壁寿命があっても、結局壊すことになるので無駄なお金となります。

そういう意味では、そとん壁を代表する高耐久塗り壁、タイルなどの焼き物系の外壁材は我が家の求める外壁の寿命としてちょっとオーバースペックとなります。

※あくまで我が家の求める外壁の寿命としての話です。

 

 

もし今、家を建てるとしたらひのきが採用する外壁を紹介しておきます。

もし今、選ぶなら、

 

SGLを基材としたガルバ外壁を採用します。

 

具体的な商品名だと旭トステムさんのDanサイディング(の一部)がそれになります。

なぜSGLかは基材そのものの耐久性が高いから。

なぜガルバ外壁なのかは外壁更新時の廃棄費用に理由があります。

 

外壁を更新するということは、今使ってる外壁を捨てることになるわけです。

ガルバであれば、それはくず鉄扱いになるんで、廃棄費用は安いか、くず鉄として引き取ってもらえるならむしろプラスになるかもしれません。

将来的なメンテナンスコストが下がるわけです。昨今のSDGs的な考えにも適合しますね。

 

ことスズモクにおいては、標準はシーリングレスサイディングのFu-geで耐久性そのものは30年程度と高いです。

しかし廃棄時の費用はガルバより高いです。

基本ガルバ外壁は課金になるので、課金分と将来の廃棄費用の相殺になります。

 

※2022/02/22追記します

住宅建築用のガルバリウム外壁は内部に断熱材等が含まれる複合部材が多数なので、くず鉄としては引き取って貰えないそうです。

間違い情報すみません。。。ショボーン

 

社長に確認してみましたが、社長の経験では廃棄費用に差はないだろうということでした。ポーン

 

私自身も産業廃棄業者のサイトをいくつか回ってみました。

こちらのサイトでは

窯業系サイディング20000円/t

金属系サイディング40000円/t

とあり、窯業系サイディングと金属系サイディングの比重は4:1くらいなので、

実質、窯業系に比べ金属系は1/2くらいの処分費になりそうです。

 

こちらのサイトでは

窯業系サイディング35円/kg

金属系サイディング45円/kg

とあり、窯業系サイディングと金属系サイディングの比重は4:1くらいなので、

実質、窯業系に比べ金属系は1/3くらいの処分費になりそうです。

 

社長の意見も総合すると、結局のところ

地域や廃棄物処理業者によるということなのかもしれません滝汗

※追記終了

 

なので、スズモクのお施主さんはぶっちゃけFu-geでもガルバでもデザインが気に入った方でいいかなーと思ってますウインク

SDGs的な考えには逆行しますが、現在の日本の住宅のサイディングの使用量を考えると将来的に再利用技術ができるんじゃないでしょうか。

 

 

じゃぁ、ここまで言うんだから、ひのき家の30年後はガルバにするのかと言われたら。。。

きっとガルバにはしないと思います(ぇー

 

なぜなら、

 

次こそ杉板(焼杉)外壁をやってみたい!ウインク

30年後にはきっと、もっと良い外壁材が出ていると思いますので、

自分でメンテできない2階部分にはそういった最新の外壁材を使用して、

自分でメンテ可能な1階部分には杉板外壁と使い分けてみたい!爆  笑

最新と伝統の融合ですね!

 

まぁ、30年後の話なので、まだ気が早いですかねウインク

 

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