こんばんは、茨城のひのきです。

 

前回に続き、内輪記事。

前回は、我が家を作ってくれた工務店のスタンダード仕様におけるオプション費用の優先順位をひのきの個人的な見解でランキングしました。

 

今回はひのき家のベースとなったプレミアム仕様の場合のオプション費用の優先順位付けをします。

 

プレミアム仕様の場合、C値0.3前後、Ua値0.35前後、全熱交換換気(2019年時点)と、十二分な性能を標準で担保されているため、構造、断熱はほぼ追加の費用発生は不要だと思います。というよりもこれから先の構造、断熱はコスパが急速に悪くなる傾向にあるので、どうしてもこだわりたい人以外は別に費用を使ったほうが良いでしょう。

 

それを踏まえた優先度が高いものを紹介。

 

優先順位1位 2階南側の日射遮蔽

プレミアム仕様の問題は夏。日射遮蔽をしっかりしていないと、断熱性能が高い分、不快に感じる部分があります。

壁、天井、床の断熱が高いので、そこの部分の温度は一定化するのですが、反面、南側の窓に日射遮蔽をしてないと、窓から熱気を強く感じるようになります。仮に日射遮蔽ガラスを使っても熱気は感じます。なのでまず日射遮蔽が最優先です。

スズモクの個人的に思う残念なところは、日射遮蔽が基本オプション対応なんですよね。ショボーン

標準の軒長さだと日射遮蔽には短いし、アウターシェードもオプションです。

スタンダード仕様の記事でも書きましたが、1階はDIYでどうとでもできるので、まず2階の日射遮蔽に費用をかけましょう。

繰り返しになりますが、お勧めは以下。

・家の正面が真南向きの場合は軒を伸ばす。

・真南向きでなく、軒での遮蔽が難しい場合は、

  引き違い窓+アウターシェード

  ツーアクション窓+アウターシェード

 

特に注意してほしいのは2階に大型のFIX窓、特に180㎝を超えるような高さの窓をつける場合です。

2階のFIX窓なのでアウターシェードやすだれでの対策はできません(ベランダがあれば別ですが)。

この場合、軒で日射遮蔽しようとすると、そのサイズの窓になると軒で日射遮蔽するには軒の長さがかなり長くなります。

軒長さが長いとコストも上がりますし、他の2階に設置されている高さの低い窓の冬の日射が取れない事態になりやすいです。

となると、最後の手段として、電動の外付けブラインドを使用することになって、コストがかなり上がります。

冬の日射取得や解放感という意味で、2階の大型FIXは良いとは思うのですが、使うなら使うなりのコストがかかるのが難点です。

あまり気軽に設置するべきものではないと思ってます。

 

続いて優先順位2位は。。。。。。ありませんポーン

ぶっちゃけ後は何でもよいと思います。日射遮蔽さえちゃんとできれば、温熱環境としては十分です。

後は住み心地が良くなるように個々の思う必要なものに費用をかければよいと思います。

 

しかし、せめてプレミアム仕様くらいは日射遮蔽は標準仕様にならないものか。

今度ちょっと社長に意見具申しておこうかと思います。真顔

 

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