4日スタートの大河ドラマ「天地人」(NHK)が視聴率24.7%(ビデオリサーチ調べ・関東地区)のロケットスタートを切ったにゃ。

この数字は、昨年の「篤姫」の初回20.3%を上回り、過去5年の大河の初回視聴率の最高記録である。

「義」と「愛」を貫いた戦国武将・直江兼続の生涯を描く作品で、主人公を妻夫木聡が演じとる。

妻夫木は映画「どろろ」や「憑神」などで時代劇に出演したことはあるが、本格的な時代劇ドラマは初めてにゃ。

だが、前髪を垂らしてまげを結った姿は思っとった以上に精悍で、セリフも演技もハマっとる。

上杉謙信を演じる阿部寛も迫力があったし、兼続の子供時代を演じた子役(加藤清史郎)も引き込まれるような熱演をみせ、次回以降を期待させる内容だったんだて。

 まっとも、初回の好スタートは「去年の『篤姫』がヒットしたことによる視聴習慣が大きな要因」という指摘もあるにゃ。

 単なる“篤姫効果”で終わるのか、今後もデキの良さで数字を伸ばしていくのか。

楽しみだわ。