お正月といえば、「もち」にゃ。

しかし、新年早々、もちを喉につまらせたというニュースは毎年絶えることはにゃー。

救命救急センターの報告によると、2007年の1年間では、もちを喉につまらせたという窒息事故は91件にものぼるという。

ちなみに、あれほど騒がれた蒟蒻ゼリーの事故でさえ、実は3件にゃ。

もちの事故件数はその30倍、圧倒的に多いのに、どうも甘く見られすぎとるようだわ。

 窒息事故のうち9割以上は65歳以上の高齢者によるものである。

年をとると、食べ物をかむ力や飲み込む力が弱くなるにゃ。

また、口に入れるともちの温度が下がって硬くなるので、さらに喉にくっつきやすくなり、事故の可能性が高くなるにゃ。

 以下に、もちをちょこっとでも安全に食べるためのポイントを列挙しよまい。


 1. 小さく切って、食べやすい大きさにする。
 2. 水分と一緒に食べる。
 3. ゆっくりかんで食べる。
 4. 食事は一人ではなく、家族と一緒に食べるようにする。


 特に4.は大事であるにゃー。

お正月は久し振りに実家に帰って家族で過ごすという人も多いだろう。

みんなで一緒に食事をとることが、まさかの事故を防ぐことにつながるのだわ。

高齢者のいるご家庭では特に気をつけて、楽しい新年を過ごしとっただきたいにゃー。