ライフ

黙る? 説教? それとも…怒鳴る?


彼女の手料理がマズかったら
本当はどうすればいいの?







彼女の手料理がマズかったら本当はどうすればいいの?

イラスト:西・アズナブル




「な、なんじゃこりゃー」と彼女の手料理を食べて、驚いたことありませんか? いや、おいしくてじゃなくて、逆の意味で…。こんなとき、せっかくの手料理だからと遠慮して、無言ままでいるのは得策ではありません。今後の長~い(?)お付き合いを円滑に進めるためにも、この問題は早めに解決しなきゃ!

ということで、今回は『濡れ男』(モバイルメディアリサーチ)などの恋愛本を多数著書に持つ、春乃れぃさんにご相談。「料理がマズい!」という気持ちを、相手を怒らせずに伝える方法を聞いてみました。

「誰だって頭からダメ出しされるとイラっとします。そこで、まずホメる、感謝、それから好みの味を伝えるという、3つのステップを踏むことが大切ですね」(春乃さん)

正論です。でも、マズい料理にホメるところはないような…。

「本当にマズい料理だけが出てきても、モリモリ食べるのは基本です。それから『いつもありがと。また作ってな!』と、笑顔でお礼を言ってから、味に対する要望を伝えましょう。『もうちょっと甘いとうれしいかなー』とか、決して命令口調にならないことが大切です。なお、少しでも満足した部分があるときは、オーバーなリアクションを取るよりも、“思わず心の声が出ちゃった”ふうに『うめぇ』と小声でつぶやいた方が、本心っぽく聞こえますよ」(同)

女性がムカツクのは、彼女が料理を作るのを当たり前に思っている男。「いただきます」や「ごちそうさま」すら言わないようだと、百年の恋も冷めてしまうのだとか。

「リアクションが薄いのはダメ。食べる前に『うまそ~!』と言っておくだけでも、彼女の機嫌がずいぶん良くなると思います。とにかく、何かの要望を伝える前にはホメることを忘れないで!」(同)

恋愛において、互いの味の好みが違いすぎるとモメゴトの種になりがち。すり合わせには時間がかかるかもしれませんが…ま、愛の力でじっくり“二人の味”を作っていきましょう!
(平田誠人/KyoPro)