一目均衡表(いちもくきんこうひょう)とは、東京新聞で商況部長をしていた一目山人(本名・細田悟一)氏が大勢の部下とともに長い年月をかけて作り上げた テクニカル指標です。特に時間的概念に注目して作られており、基本数値や対等数値(転換点から転換点までの時間)をベースに相場の変化を予想するもので す。様々なテクニカル分析法の中でも最も人気が高く、直接売買に活用している投資家が多いため、実際の価格形成に与えるインパクトは大きいといえます。
ビジュアル的な特徴として、ローソク足以外に「転換線」「基準線」「先行スパン1」「先行スパン2」「遅行スパン」という5本の補助線から構成されています。
また、先述の基本数値とは、相場の変化日を推定するために用いるもので「9、17、26、33、42、65、76、129、172、226…」といった数 値を使います。この基本数値は、一目山人氏が独自の研究において調べた結果で、投資家心理に影響も大きく、とても重要といえます。
以下はそれぞれの補助線の計算方法です。
- 転換線 (過去9日間の高値+過去9日間の安値)÷2
- 基準線 (過去26日間の高値+過去26日間の安値)÷2
- 先行スパン1 (転換線+基準線)÷2
- 先行スパン2 (過去52日間の高値+過去52日間の安値)÷2
- 遅行スパン 現在の株価を26日前の位置に記入。
次は一目均衡表の判断と主な見方です。
- ローソク足が基準線より上にある=上昇トレンド
- ローソク足が基準線より下にある=下降トレンド
- 転換線が基準線より上にある=上昇トレンド
- 転換線が基準線より下にある=下降トレンド
- 転換線が基準線を下から上に突き抜けると「一目均衡表の好転」と呼び、買いサイン
- 転換線が基準線を上から下に突き抜けると「一目均衡表の逆転」と呼び、売りサイン
- ローソク足が雲を下から上に突き抜ける=買いサイン
- ローソク足が雲を上から下に突き抜ける=売りサイン
- 遅行スパンがローソク足を下から上に突き抜ける=買いサイン
- 遅行スパンがローソク足を上から下に突き抜ける=売りサイン
一目均衡表は本質に迫れば迫るほど理論・哲学共にあまりにも複雑で、完全に手の内に入れている人はごく少数と思います。まずは先述の基本を覚えて、自分なりのアレンジを施してみてください。
システム ミルク(寄り引け予想) と 夕場予想
と 後場予想
4月 会員様 大募集
受付期間 3月23日まで
会費 システムミルク 1ヶ月間 ¥10,000
夕場予想 1ヶ月間 ¥10,000
後場予想 1ヶ月間 ¥10,000
定員 30名
右側の 会員規約等を よくお読み下さい