補聴器を通じた、より良い聞こえを目的に、今日も営業続けるリオネットセンター南房総店です。

昨日は日曜日でしたが、初訪問先に伺っておりました。
娘様が日曜でないと休めないため、この日の予約となったのです。

この方も、またまたお客様の口コミでいただいたご相談。
周囲の方の影響は、絶大です。

さて、本日も亀田病院の補聴器外来日でしたが、非常に厳しい患者様を対応して参りました・・・。

“厳しい”その理由とは・・・、
ご年齢は、90歳越え・・・。
聴力レベルは、両耳とも60dB越え・・・
語音明瞭度も、両耳とも20%以下・・・

施設に入所されていますが、認知症の気も強め・・・
車椅子での生活に加え、手先の自由も利かない感じ・・・。
(ポケット型ですら、上手く扱えませんでした・・・

何故か最近になって、補聴器が欲しいと施設の方に言い始めたとか・・。

ここ最近、聞こえが悪くなった訳では無い事は明らか・・・。
今の状態になるまで、我慢し続けたのはどうしてなのでしょうか?

正直、今から補聴器を使いこなせる可能性は、極めて低い・・・
申し訳ない話ですが、こういった方の場合、もう補聴器は販売しない方が良いとも考えています。

補聴器を使うのなら、早い方が絶対に良い
単に聴力レベルで開始時期を決めるのではなく、ご本人が聞こえに不自由だと感じた時が、使い始めるベストな時期だと思います

でもきっとこの方の場合、本人が不自由だと感じ始めた時期に、前向きに使ってみたくなる様な補聴器の情報が、極端に少なかったんだろうなぁ・・・

この様な方が増えない為にも、満足されている補聴器を提供し続ける事がどれだけ重要か・・・
改めて・・・、考えさせられます。