私はこうしておニャン子になった！ 立見里歌
そういやおニャン子クラブに立見里歌というのがいましたね。
というか、どう見てもアイドルに見えない。オールナイトフジって、素人が突撃キャスターをやる番組なんだけど、夕焼けニャンニャンって、オールナイトフジのスタッフがそのまま流れてきた感じで、当初のおニャン子クラブって、素人が突撃キャスターをやるノリ。
当初のメンバーたちの大半は、全然アイドルっぽくないんだよね。
アイドルと言うか、一般人。むしろ、芸人顔が多い。そんな感じ。立見里歌も普通の女子大生という感じ。そんな彼女が、ソロデビューしたり、活動だけ見ると、バリバリのアイドルの活動なんだよね。
それが、今ではとてつもなく不思議で仕方がないわけで・・・。あれは、なんだったのか・・・。立見里歌は私にとって夢のような存在です。
山本スーザン久美子
山本スーザン久美子って全て言いたくなる名前なのよね。
出典：国生さゆり
この前、ダウンタウンの番組を見ていたら、
元おニャン子の国生さゆりが、山本スーザン久美子とばったり出くわして、
山本。久美子。スーザン。ではなく。
山本スーザン久美子（1966年6月26日生まれ(43歳) 木曜日生まれ）と。言った話。
山本スーザン久美子って、なぜか、全ての名前をいいたい名前なのよ。
そう国生さゆりが発言。これに対してはこの国生に全面的に賛同の意思であります。ちなみに、モーニング娘。の田中れいなも全ての名前を言いたい名前です。
山本や、久美子なら。誰？でしょう。
山本スーザン久美子。そのどれも欠けちゃ。誰も山本スーザン久美子とはわかりません。
一部の人なら、ザンスーで通用するでしょうが。でもこれ、出っ歯のしぇーのおっさんをイメージしてしまう可能性があります。
とある掲示板を見ていたら、
＞スーザンもそうだし○○○○○はアイドルやれるだけのレベルに達していない。
顔面偏差値が芸人と大差ないんだもん。
というコメントが・・・。
WIKIによると、
テレビに出たいという軽い気持ちで1985年12月13日の『夕やけニャンニャン』の「ザ・スカウトアイドルを探せ」のコーナーに出演。インパクトのある名前からとんねるずにいじられ、その悪乗りから会場の人気を集め、見事合格。おニャン子クラブ会員番号32番となる。とんねるずは後に、プロデューサーから「変な奴を入れるな!」と怒られ、この一件以来、会場投票は無くなっている。
確かに、山本スーザン久美子は今から考えると、アイドル？
と思ってしまいます。いたって普通の人です。
ただし、ハーフで、名前に強烈なインパクトがある。そこが普通の日本人と違う所。
普通の子がアイドルというのは、当時のアイドルのマーケットが中学生、高校生だったからでしょうね。中高生は、自分を投影できたり、基本的に隣のお姉さん的な人を理想に持ちます。
スーザンは、ニャン子辞めたあと、JR東海に入ったそうです。
まぁ、当時は洒落のノリでアイドルになれたという。
バブル世代ということですね。今では、アイドルの支持年齢が上がっているので、彼女がアイドルになれるかといえば、アイドルは数100,000人に1人の確率なので、不可能に近いでしょう。
ちなみに、売れだしたら、途中から芸能プロダクションが絡んできて、本当に美形の子たちが入ってきました。ただ、路線変更するには遅かったのか、中高生が成人する頃にはブームは沈静化したわけです。
大学生がレポーターを務めるみたいな、夕ニャン当初のオールナイトフジのノリで入ってきた、とてもアイドルに見えないような普通の子や一般よりもブ○な感じの子と、プロダクションがらみのかわいい子。3者の確執は当然あるわけですよ。中高生に絶大な人気があっても、大人にはまったく人気がない子もいるわけです。その逆もありで。
一般人もいれば、ブ○もいる、アイドルもいる。かつてない、これからもいないであろう奇跡のアイドルグループです。
玉石混淆とはこういうことなのかもしれませんね。
そういうのを本にまとめたら、面白いと思います。
が、おニャン子というものが、ブーム終了後に一斉に市場価値を喪失していく、ある種バブルが弾けたものなので、難しいですね。秋元はその部分をしっかり学んでいるので、AKB48は、最初から美形の子たちをそろえています。中高生を意識しているなら、わざと普通の子を混ぜるのですが、AKBのメンツをみるとそういう意識は薄いですね。
うんちく；
漫画「セクシーコマンドー外伝 すごいよ!!マサルさん」に登場するわかめ高校校長さかきばらのぶゆきの偽名「田中 スーザン ふ美子」の元ネタとなったのは彼女でし。
当時は凄い美人に見えていた河合その子も今のアイドルの基準からすれば普通です。年齢に合わせたマーケットの真の重要性というものをおニャン子は教えてくれるんです。