mix bell ミニライブ(壬生しののめ公園)13:00~

 挑戦者を応援するボーカルユニット、というコンセプトらしい。ご当地アイドルというわけではないようだ。恐らく栃木SCに関係があるのだと思うけれども、そんなにガッチリした関係では無さそうだ。色んなものを応援する、としておいた方が活動の幅が広がるんだろう。実際、この日の午前中にはマラソン大会の開会式で歌って、給水所のお手伝いをしてから、こちらのイベントに来たらしい。

 結成して間もないせいか、ステージ進行がたどたどしくて微笑ましい。自己紹介も、よくある「みんなのハートを独り占め~」みたいなのも無く淡々としていた。アイドルとしての知恵を付けてない感じが初々しかった。スタッフ側にもそういう発想が無いし、いわゆるアイドルヲタの応援スタイルを取る人も居ないせいだろう。

 歌や踊りはしっかりしていた。ただ、みなさんも一緒に振り付けを~のところで誰も付いて来なかったのは、ステージ経験の不足によるものだろう。そんな状況も久々に見たので新鮮だった。

 物販はおろか、チラシ配りのようなことも無し。逃げるようにステージを後にする様子を見て、やはりアイドルという意識は無いのだろうなぁと改めて思った。とちぎテレビでレギュラーコーナーを持つという、ご当地系であればかなりの高待遇の彼女たちだが、今後どうなるのか注目していこうと思う。

Prism Bell 新春ライブ(りんどう湖LAKE VIEW)11:30~

 プリズムベルは、りんどう湖の公認アイドル。昨年7月から活動を始めている。ファンクラブの会員が、50人を突破すると元日ライブが出来ることを謳っていたが、めでたく達成してライブ開催となった。元日、とは言っていたが、三が日とも開催にシレっと変更に。会場は、スイス館と名付けられた、いわゆる食堂の1階スペース。通常は、野外ステージや砂利の広場でやっているので、暖かくて非常にありがたかった。
 現時点での持ち歌が3曲なので、何をやるのか心配でもあったが、なかなか盛りだくさんの内容であった。まず1曲披露して自己紹介。今日は自己紹介も長めに、とか言い出したので、だらだらになるのではと心配になったが、それぞれの個性が出てて良かった。ゆきなさんのふなっしーのモノマネは相当危うい予感がしたが、強引さとメンバーのフォローで形に。くまモンの顔マネといい、照れが無いところがさすがだ。みはるさんが「特技は琴です。でも持ってきて無いので、エアでやります。」と言った時点で、ほぼ勝ちであった。春の海を演奏、という形で進み、メンバーが尺八のマネで乱入してくるあたりもお約束通り。リーダーのはなこさんは、仮面ライダーの変身ポーズ、と言うので地味だなぁと思ったら、ポーズ後に音楽が流れて、メンバー参加のアクションシーンに。メンバーもえぇ?とか言いながらきちんと倒されていくし、あぁこれは相当仕込んでいるんだなぁと感心した。



 そしてまた歌の後に、今度は無料のビンゴ大会。普段は、500円でビンゴカードを販売しているので今日はサービスいいなと思ったら、まずは無料のをやってから、次に有料のやつ(こちらはくじ形式)が控えているというビックリな展開。そして、無料のやつはケーキとかバームクーヘンとか、単純にりんどう湖のおみやげになるやつ、有料のはプリズムベルのグッズ。初見の人が後者を欲しがるとは考えにくいが、もしライブを見て気に入ったら、グッズのくじにも参加してね、という考えだろう。いやそういうことにしておく。
くじ引きの前に新曲を披露。これが可愛くて切なくていい曲だったのだが、この曲のCDRがくじの特賞の中に入ってるという。まじか!1000円くらいなら買うのに!と思いながら、危険なくじ引きは見送り。ちなみに特賞は出なかった。
 アイドルとは銘打っているものの、熱心なヲタが付いてゴタゴタしている様子も無かった。むしろ、熱そうな親子連れが居たりして、なんともほのぼのした現場だった。確かに、追いかけ続けるには立地と入園料のハードルが高すぎる。その割には、写真やサインなどのグッズを賞品に釣るようなアイドル売りをしていたりと、狙いと現状がイマイチ一致してないのかなぁとも思ったり。まぁもしヲタがゴワーと集まってきたら、仕切りの人が大変なことになりそうだし、今のままがいいんだろうなと思いつつ会場を後にした。


エア琴

とちおとめ祭り公演 vol.2「いちごハカセ全員集合」

(HEVEN'S ROCK Utsunomiya VJ-2 )


 よく、結成間もないのにワンマンをやろうとするアイドルを「普段のイベントの内容に、ちょちょっとカバー曲を足したうっすいやつでしょ」と揶揄することがあるのだが、まさにそんな内容だった。

 前回のワンマンが8曲1時間と聞いていたので、それほど期待はしていなかった。持ち歌が増えたとはいえ、2時間程度のライブと呼べるようなものを仕上げるには、体力や準備期間など不安要素が多かったからだ。以下セットリスト。


VTR~意気込み~

とちおとめ25のテーマ

いちご記念日

きゅんきゅんラブ

この街で

VTR~リハ風景~

(カバー)

 ふわふわ時間

 しゅごキャラの歌?

 恋愛レボリューション21

 Winding road

 女々しくて

いちごパフェ(候補生のみ)

いちごハカセ

君にありがとう

あの空をこえてブレイブ

-アンコールー

君にありがとう

-Wアンコールー

君にありがとう


 だったか。アンコールはいちごハカセだったかな?全員でのいちごパフェや、今までの活動VTRもあったような。まぁいいか。ツイートなどで、メンバーは気合が入っている様子が伝わってきていて、若干いやな予感はしていたのだけど、最初からメンバーは前のめり。いつの間にか、とちおとめは頑張るのが持ち味のユニットになってしまったらしく、宣言通り頑張っていた。平均年令高めなんだから、そんなに激しくしなくても、とちょっと心配になってしまう。

 ライブハウスだからもう仕方ないけど、全編通してステージは見えない。このところ、地下のライブでも視界の良い現場しか行ってなかったから、見えないというのがこんなにも重いことだったかと痛感。半ばあきらめて、歌を聴いて楽しむことにしたものの、カバーコーナーも散々。カバー曲は、メンバーが何組かに分かれて披露されたが、歌声と曲が合ってないとか色々あって、あまり新しい魅力など発見できることは無かった。女々しくてが始まったあたりでテンションだだ下がりで、そのまま終演まで。

 良かったといえば、候補生のみで歌ったいちごパフェか。それも、歌が終わってのMCで分かったことだし。まいちゃんがラストのセリフを言ってたから、お、ラストステージだから見せ場か?と思ったが、候補生のみのステージだったからとわかって、ちょっとなぁんだという感じ。

 同行した友達と、ライブ前に「最近って頑張る頑張る言ってるアイドルもそれを賞賛するヲタも多いけど、誰だって頑張ってるよね」みたいな話をちょうどしていたので、全力なメンバーを見て少しおかしくなってしまった。手を抜いた感じはもってのほかだが、ライブが終わったら倒れる勢いでやります!みたいなのは、あまりクレバーには思えない。力を使い果たしたら、追加で何かあったとき大変じゃないか。スタッフさんの厚意か自己満かわからないが行われたダブルアンコールなんか、そのいい例だ。メンバーがなかなか出てこなかったのは、疲れ切ってたからなんじゃないか。

 次もあるなら、構成とか演出とか徐々に考えていって欲しい。友達と意見が一致したのだけど、カバーコーナー前のリハのVTRで、歌う曲がほとんどバレてしまうというのはどうかと思う。小さなことだけど、そういうとこでせっかくの魅力が減ってしまうこともある気がする。

 っても、一旦ステージを激しくする方向に転がってしまったら、なかなか演出で魅せるという考えには至らないのもわかる。メンバーも客も体力がある限り、飛んで声出して汗かいてバンザーイ!みたいなステージが続くだろう。だが、今後もし地域密着アイドルとして展開していって、客層が広がっていくとしたら、それを目指すなら、内容を一考する必要はあると思う。