ポール・ニューマン主演「評決」
こういう映画の感想を書くのは難しい。
今まで何度となく見てきたけれど、一度として感想をまとめようと思ったことはなかった。
これまで私が見てきたのは、テレビで放送された日本語吹き替え版である。
この吹き替えの出来がまたいいのだ。
しかし、今回見たのは、ビデオレンタル店で借りたもの。
字幕スーパー版である。
データはここを参考にしてほしい。みなさんの書き込みも読めるので、
たいへん参考になる。
評決 (1982)
ここの書き込みを読んで、この作品の監督が、
あの「十二人の怒れる男」の監督だということを知った。
シドニー・ルメット。この機会に他の作品を見てみようかなあと思う。
評決
では、本題に。
筋は単純である。
酔いどれ弁護士が、医療過誤に関わる弁護を引き受ける。
しかし、相手は強敵で、まるで勝ち目がない。
絶対絶命の窮地に追い込まれるが、
苦心惨憺のすえに…。
単純だから、強いのである。
小手先のもの、うわべだけのものは、
この映画には無縁である。
すべてのディテールが、主題に力強く結びついている。
主演のポール・ニューマンの演技は、もう何も言うことがない。
これ以上の演技はないというくらいまで、
この役を演じ切っている。
監督の人物造形、演出も素晴らしい。
ポール・ニューマンの仕草とか、表情をだけを見ていても、
2時間見続けられるくらいに味のある演技をしている。
おそらくは、監督といろいろやりあいながら、
ワンシーン、ワンシーンを精魂込めて作り上げて行ったのだろう。
こんな質の高い仕事ができるとは、羨ましいかぎりである。
ダメだ。やはりこの映画は、感想が書けない。
まだご覧になっていない方は、ぜひ一度鑑賞していただきたい名作である。
まだDVD化されていないようだが、一刻も早くDVD化してもらいたい。
できれば、吹き替え版も入れて欲しいものだ。
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今まで何度となく見てきたけれど、一度として感想をまとめようと思ったことはなかった。
これまで私が見てきたのは、テレビで放送された日本語吹き替え版である。
この吹き替えの出来がまたいいのだ。
しかし、今回見たのは、ビデオレンタル店で借りたもの。
字幕スーパー版である。
データはここを参考にしてほしい。みなさんの書き込みも読めるので、
たいへん参考になる。
評決 (1982)
ここの書き込みを読んで、この作品の監督が、
あの「十二人の怒れる男」の監督だということを知った。
シドニー・ルメット。この機会に他の作品を見てみようかなあと思う。
評決
では、本題に。
筋は単純である。
酔いどれ弁護士が、医療過誤に関わる弁護を引き受ける。
しかし、相手は強敵で、まるで勝ち目がない。
絶対絶命の窮地に追い込まれるが、
苦心惨憺のすえに…。
単純だから、強いのである。
小手先のもの、うわべだけのものは、
この映画には無縁である。
すべてのディテールが、主題に力強く結びついている。
主演のポール・ニューマンの演技は、もう何も言うことがない。
これ以上の演技はないというくらいまで、
この役を演じ切っている。
監督の人物造形、演出も素晴らしい。
ポール・ニューマンの仕草とか、表情をだけを見ていても、
2時間見続けられるくらいに味のある演技をしている。
おそらくは、監督といろいろやりあいながら、
ワンシーン、ワンシーンを精魂込めて作り上げて行ったのだろう。
こんな質の高い仕事ができるとは、羨ましいかぎりである。
ダメだ。やはりこの映画は、感想が書けない。
まだご覧になっていない方は、ぜひ一度鑑賞していただきたい名作である。
まだDVD化されていないようだが、一刻も早くDVD化してもらいたい。
できれば、吹き替え版も入れて欲しいものだ。
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幸福の黄色いハンカチ
久しぶりの更新となってしまった。
どうして、こんなに時間が経ってしまったのか、
まずいなあ…。
気を取り直して、再開してみよう。
今回取り上げるのは、日本映画の不朽の名作。

何年ぶりかで見た。
今までに10回くらいは見ているはずだ。
こういう映画が一般的に自然に享受できた時代が、
かつてあったのだ。
PCとかITとかいう言葉を知らない時代。
この作品は山田洋次監督の最高の映画かもしれない。
山田節がいたるところに息づいており、
山田監督が、素直に自分らしさを思う存分出しているのが心地よい。
今はこういう時代だから、こういう描き方をしないと、
一般に受け入れられない…だから、自分の美意識や信念を曲げて、
いわゆる今風のテイストに仕上げようとしている、というような作品が多すぎる。
この映画はそういう意味では、実に伸び伸びしていていい。
このロードムービーは、映画館で見ると素晴らしい。
というのは、山田監督は、つねにその土地の自然の中で生きる人間像を描いているからだ。
だから、いつも広がりのある映像を求めている。
大自然に抱かれた人間、それが本来の人間の姿だと、
昔の山田監督はずっと伝えてくれていた気がする。
余りにも有名な黄色いハンカチが風にはためくシーン。
鮮やかな黄色も印象的だが、その風の勢い、力が我々の胸を撃つ。
この映画は、死ぬまでに、また何度か見ることになるだろう。
そのことを確信させてくれる名作である。
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どうして、こんなに時間が経ってしまったのか、
まずいなあ…。
気を取り直して、再開してみよう。
今回取り上げるのは、日本映画の不朽の名作。

何年ぶりかで見た。
今までに10回くらいは見ているはずだ。
こういう映画が一般的に自然に享受できた時代が、
かつてあったのだ。
PCとかITとかいう言葉を知らない時代。
この作品は山田洋次監督の最高の映画かもしれない。
山田節がいたるところに息づいており、
山田監督が、素直に自分らしさを思う存分出しているのが心地よい。
今はこういう時代だから、こういう描き方をしないと、
一般に受け入れられない…だから、自分の美意識や信念を曲げて、
いわゆる今風のテイストに仕上げようとしている、というような作品が多すぎる。
この映画はそういう意味では、実に伸び伸びしていていい。
このロードムービーは、映画館で見ると素晴らしい。
というのは、山田監督は、つねにその土地の自然の中で生きる人間像を描いているからだ。
だから、いつも広がりのある映像を求めている。
大自然に抱かれた人間、それが本来の人間の姿だと、
昔の山田監督はずっと伝えてくれていた気がする。
余りにも有名な黄色いハンカチが風にはためくシーン。
鮮やかな黄色も印象的だが、その風の勢い、力が我々の胸を撃つ。
この映画は、死ぬまでに、また何度か見ることになるだろう。
そのことを確信させてくれる名作である。
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「エアフォースワン」
1997年アメリカ映画。
監督:ウォルフガング・ペーターゼン。出演:ハリソンフォードほか。
巧みな語り口の小説は、優秀なエンジンを搭載した船のようなものだが、映画もここまでくると、もう巨大なハイテクマシーンに乗せられている気分になってしまう。
脚本はヒット作を生み出すための方程式に限りなく忠実でなければならない。
個人の力ではどうにもならない暴力的な集団の力、つまり多くの人間が団結して確信犯として視聴者を騙す割り切った行為のみが成し得る力が生み出した、メカニックのお化けみたいな映画なのだ。
逆に言えば、出来すぎの感はいなめない。完璧であるために、嘘っぽくなってしまうことは仕方がない。
最大公約数の効果をねらう、ハリウッドのノウハウを最大限に活用すると、こういう作品が出来上がるという典型的なモデルケースだと言えるだろう。
作品の柱になっているアメリカ万歳的な感覚に寒気を覚えたのは、実際にあのテロが起きてしまったからだろうか。
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★DVD人気ランキングは、こちら。

★本の人気ランキングは、こちら。

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監督:ウォルフガング・ペーターゼン。出演:ハリソンフォードほか。
巧みな語り口の小説は、優秀なエンジンを搭載した船のようなものだが、映画もここまでくると、もう巨大なハイテクマシーンに乗せられている気分になってしまう。
脚本はヒット作を生み出すための方程式に限りなく忠実でなければならない。
個人の力ではどうにもならない暴力的な集団の力、つまり多くの人間が団結して確信犯として視聴者を騙す割り切った行為のみが成し得る力が生み出した、メカニックのお化けみたいな映画なのだ。
逆に言えば、出来すぎの感はいなめない。完璧であるために、嘘っぽくなってしまうことは仕方がない。
最大公約数の効果をねらう、ハリウッドのノウハウを最大限に活用すると、こういう作品が出来上がるという典型的なモデルケースだと言えるだろう。
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