と言うには、軽いものなのかもしれない。
けど、それはとてもとても、私にとって本当に怖い出来事だった。
この日この瞬間が来るまで、私は手術のことを考えないようにした。
ふつうに会社に行って、ふつうに仕事して、そして、予約を入れていた約束の時間、お昼14:00。
治療台の椅子に座って、初めて足が震えてきた。
大丈夫だ、大丈夫だと言い聞かせても、
自分でもビックリするくらい足がガクガク震えていたので、
看護師さんが大丈夫大丈夫。と優しく足をさすってくれた。
そのおかげで、少し安心することができたのだけど、
色々な処置を施している最中の機械音と、麻酔で感覚が無くなっている皮膚に垂れ流れる生暖かい液体を感じて、本当に恐怖で恐怖で仕方なかった。
終わったあと、自分が居たところが真っ赤になっていた。
全然、痛みを感じないまま処置は終了したのだけれど、
恐怖のあまり涙が止まらなかった。
全身から力が抜ける感覚。
怖かった…
大袈裟かもしれないけど、本当に、血とか、痛いのとか、本当に苦手で、ひたすらに怖かった。
でも、これでよかった。
むしろ、この程度で済んだことに、感謝しなくては。
周りの人にも、こんな思いはして欲しくないと思った。
今回の色んな意味での痛さを重く受け止めて、これからは気を付けなければ、自分をもっと大切にしてあげなければと心から思った。
