7月26日(火)

36名の方々に参加していただき、盛会となりました。


原発裁判の問題を、弁護士会館で話すことができたことを、

樋口さんには喜んでいただけました。


2時間余、ノンストップで語り続ける樋口さん。

熱い想いが、ひしひしと伝わってきます。


井戸端カフェ311のブログ














樋口健二さん
──最新刊「原発崩壊」
(税込2,940円・合同出版刊)、絶賛発売中!


参加した人たちの声──

とてもショックでした。
原発で働いている人々のギセイがこんなに大きなものだなんて。
ぜひ、このお話、広めたい。
また、写真展などがあったら行きたい。──菅野幸枝・養護教諭


長年取材してきた人の迫力のある言葉が胸にささる。
樋口健二さんの講演、映画を見てきたが、
今回のが時間も長く、一番印象的だった。
質問も良かった。 ──田牧文代

フォトジャーナリストとしての徹底した取材に基づく内容で、
一般に知られていない原発の歴史と問題点について学ぶことができた。
我々は、原発の抱える問題点を十分に認識し、
便利で快適な暮らしを求めるだけではなく、次世代の子供達に恥じぬ
社会を築いていく必要があると思う。──馬場宏平・弁護士


主催者のつぶやき──

お医者さんや奥さんからも行っちゃいけないと反対されていたらしい。
樋口さんは以前(1999年)、東海村JCO臨界事故で自身も被曝していたからだ。
でも、写真集締切直前、福島原発の現場へ向かった。
今の写真が間に合って本当によかった。
8月中旬の写真集「原発崩壊」(8月22日頃書店店頭に・2940円・合同出版刊)
が楽しみだ。──福田文昭

樋口健二さんは闊達な語り口で、四日市の公害問題、
そして被曝労働の問題に取り組んできたこれまでを語った。
原発裁判という「運動」を取材することは、いろいろ大変だろうと思う。
当事者の傍に立って、その苦悩を受け止めなければならない。
でも運動の宣伝活動をするわけではない。
取材するものの立ち位置を、あらためて考えた。──保坂義久

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──1977年7月14日●敦賀原発 下請労働者(樋口健二・撮影)



現場を40年歩き続けた人の話を聞こう!
樋口健二●原発と裁判

──裁判官までグルになった国策を暴く


未だに予断を許さない福島第1原発、
日夜被爆する千数百人の労働者の姿は見えない
東京電力が言う耳障りのいい「協力会社」の実態、
7万円が1万数千円! 孫請け、曾孫請けに至るピンはね
立ちはだかる「原子力村」に飲み込まれた医療と司法、カネの厚い壁
40年近く原発労働者を撮り続け、被爆に苦しむ姿を焼き付けてきた写真家


ボクたち3人で始める「井戸端カフェ311」
3・11以後、何かが変わった、何ができるのだろう……
それぞれが模索していたアラウンド60、ボクたちは出会った
様々な見えない「敵」を可視化する長い長い格闘、その初めの一歩。この指とまれ!
(木下 郁)


●日時/7月26日(火) 午後2時~4時

●場所/弁護士会館 会議室 5F/502-cd号室

千代田区霞が関1-1-3
メトロ丸の内線・日比谷線・千代田線
霞ヶ関駅/B1-b出口直結


●話し手/樋口 健二 氏
フォトジャーナリスト

[略歴]
1937年、長野県生まれ、74歳。東京綜合写真専門学校卒業
同校助手を経てフリーに。日本写真芸術専門学校副校長
1960年代から四日市公害を皮切りに、
高度成長のかげで苦しむ人々の姿を追い続ける
足とカメラと楽天性が仕事を支えてきた
2001年、ドイツに本部をおく反核NGOによる「核のない未来賞」教育部門賞を受賞


[主な写真集・著書]
<最新写真集>原発崩壊(2011/合同出版)
はじまりの場所──日本の沸点(2006/こぶし書房)
樋口健二報道写真集成日本列島'66-'05(2005/こぶし書房) 他多数


●参加費/1,000円

(問い合わせ等は、下記の3名のいずれかに連絡ください)

主催●井戸端カフェ311
http://ameblo.jp/idobata-cafe311/


福田 文昭/1946年生●ffshashin1221@docomo.ne.jp
保坂 義久/1952年生●hinata@fd.catv.ne.jp
木下 郁/1954年生●k-oru@mbr.nifty.com