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JR四国予土線に0系新幹線が走る?
こんにちは、ビンディーの小林治巳です
JR四国は27日、予土線の全線開通40周年・宇和島~近永間開通100周年に合わせてデビューする観光列車「鉄道ホビートレイン」について、運行開始日を2014年3月15日(ダイヤ改正日)とすることを発表した。
「鉄道ホビートレイン」に使用されるのはキハ32形1両。外観は、「0系新幹線をイメージした鉄道に親しみを感じていただけるデザイン」となる。車内は青色基調のミュージアムをイメージした内装となり、転換座席も設置するとのこと。
車内のショーケースに鉄道模型も展示する。窪川方運転席側のドア付近に、歴代の新幹線車両の先頭車を5両程度展示。ロングシート後方の窓間に設置されるショーケースに、四国にちなんだ車両を展示する。宇和島方運転席側のドア付近も大型のショーケースを設け、定期的に展示内容を更新する予定。第1回目は四国にちなんだ車両を中心に展示するという。
3月1~15日には、主要な駅で車両展示会も実施。3月15日のダイヤ改正に合わせて運行開始され、宇和島駅13時10分発の普通列車4822D
(近永行)が営業一番列車となる。宇和島駅では出発式も行われる予定だ。その後は予土線の普通列車の一部で、「鉄道ホビートレイン」が使用される。
同列車の導入で、予土線は観光列車3本(「海洋堂ホビートレイン」
「しまんトロッコ」「鉄道ホビートレイン」)が走る路線に。複数の観光列車に乗車する旅も可能となる。JR四国は今後も、「予土線の利用促進を図るべく各種取組みを実施してまいります」としている。
(マイナビニュース)
この車両は0系新幹線(初代)をモチーフに生まれ変わったものなんだけど、プラレールのようで子供達には人気がでそうだね。そもそもこの予土線がどこを走っているか知っている人のほうが少ないと思う。愛媛県南部の宇和島から高知県の四万十町の若井駅を結ぶ76.3kmの超ローカル線なんだね。愛媛県側から高知県へ山間部を抜ける貴重な路線なんだけど、ご多分にもれずかなり苦戦している。
2011年7月から、海洋堂ホビー館四万十が開業して、海洋堂のフィギュアを展示する海洋堂ホビートレインの運行を開始するなど、イベントによる集客に力を入れているんだね。問題は四国でもかなり奥の地域になるから鉄ちゃんはまだしも、一般客を誘致させるのは至難の技ではないね。
北海道新幹線が開業すると四国は唯一、新幹線の走っていない地域になってしまう。せめて0系新幹線の改造電車でお客さんが増えると良いね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳