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二番手都市が台頭する県 その一
こんばんは、ビンディーの小林治巳です。
福島県はいわき市などのある太平洋寄りを「浜通り」、国道4号線が通り、県庁所在地の福島市や郡山市のある中央部分を「中通り」、そして西側の新潟寄りを「会津」と地域を分類しているんだ。
その福島県の中通りのまさに中央に位置するのが郡山市。郡山市は鉄道や道路などの交通インフラについてはまさしく県内トップだね。東北本線と東北新幹線を中心に左右から磐越東線と磐越西線が寄り添ってくる。そして南東からは茨城県の水戸から水郡線まで乗り入れている東北でも屈指のターミナルだ。
郡山市にはその利便性から商業が発達し、テレビ局が2局とFM局も1局が立地、現在では福島市の人口も抜いてしまったんだ。ちなみに福島県の人口トップはいわき市のため福島市は県庁所在地なのに県内で第三位という日本で唯一の県になってしまったんだ。ついでにいわき市と郡山市は人口が30万人を超えているので「中核市」の指定を受けているんだ。というわけで郡山市と福島市は非常に仲が悪いらしいんだ。
とりわけ福島市が悪いということではなく、郡山市の「地の利」がこの結果を生んだんだけどね。地の利で二番手都市が県内トップになることは結構あることだね。
郡山といえば安積商業出身の中畑監督。郡山市は福島県内では絶好調なのかもしれないね
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳