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サザンが宮城で御恩倍返し
こんにちは、ビンディーの小林治巳です。
5年ぶりに再始動したサザンオールスターズが22日、スタジアムツアーの最終公演を宮城スタジアムに約5万人を集めて行った。一昨年3月の東日本大震災後、被災地での大規模野外公演は初めて。サザンの東北公演も7年11カ月ぶり。
待たせたファンに向け大型ビジョンに「今までの御恩倍返し」の文字を映してあいさつした。同じ日に最終回のTBS「半沢直樹」のセリフで35周年の感謝の気持ちを表現。
桑田佳祐(57)は冒頭から「途中でR18指定のものが出てきます。テレビ中継が入ってますが、この時だけは画面が真っ暗になります」と、倍返し級の下ネタを予告。「マンピーのG★SPOT」で曲名から連想させるアワビとマツタケの造形が暴れ回り観客を圧倒した。歌詞をかえて放送禁止用語を連呼。AKB48風の制服姿のダンサーにセクハラを試みて爆笑を誘った。
桑田にとって宮城は復活の地。食道がん手術後、最初の公演(11年9月)をソロで行った。翌12年もツアー初日の会場に選んでいる。さとう宗幸の「青葉城恋唄」をカバー披露し「宮城では1曲多くやってます。その分、料金は割り増しね」とジョーク。NHK「あまちゃん」風の衣装の弦楽団をバックに配すなど、東北ならでは演出も。
観客は気温18度の肌寒さをものともせず、桑田がホースで水を掛けてもヒートアップ。一人一人が、光るリストバンドを着け「サザン」「ハート」「東北」の3つの人文字を客席から浮かび上がらせた。会場前の寄せ書きコーナーには「辛(つら)いこともあるけどサザンの公演中は忘れられる。未来へ希望が湧いてくる」の言葉も見られた。
デビュー曲「勝手にシンドバッド」から新曲「ピースとハイライト」まで33曲の熱演。最後に桑田は「何度も何度も帰ってきたいと思います。またお会いできるのは多分来年かな」と約束した。(スポニチアネックス)
57才の桑田さんすこぶる元気だね。やはり日本の音楽シーンにはサザンはかかせません。もちろん東北復興の期待を込めてのコンサートだけど、五輪決定に湧く日本にさらに勇気を与えるイベントになったね。
サザンがデビューした際のインパクトは忘れることができないね。
従来のひとつの音階にひとつの音をのせていた日本の音楽シーンに複数の音をのせたのはサザンが初めてだったのではないのかな?だからご年配の人は何を言っているのか聞きとることができないなんてこともあった。そこに突然、『いとしのエリー』がでてきたら誰でもファンになってしまうよね。
今回の『御恩倍返し』は桑田の病気克服の意味合いも非常に強い。皆誰かに感謝しながら生きているんだよね。
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳