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こんにちは、ビンディーの小林治巳です。
ヤマダ電機が南京から撤退~!
家電量販最大手のヤマダ電機が、中国・南京から撤退する。
中国最大の都市・上海進出をもくろんでいたヤマダは、
近郊の南京出店を足がかりにする計画だったが、1年余りでの撤退と
なった。常勝を誇る日本でのノウハウも、中国では逆風に直面している。
ヤマダは4月、「南京店を5月末に閉店する」と発表した。
その後、
売った品物のアフターサービスのため、営業を2週間程度、延ばす
ことにした。
南京店はヤマダにとって瀋陽、天津についで中国の3号店として昨年
3月にオープン。約2万平方メートルの大型店だった。
中国で多いメーカー別の売り場作りではなく、製品ごとに陳列。
明るい照明や店員による商品説明の充実など、「日本流」を
導入した。(朝日新聞デジタル)
小売店はスケールメリットが重要なんだよね。
店舗を増やして仕入数を増やすことにより仕入コストを下げて
利益をあげるという従来のヤマダのスタイルが中国では通用し
なかった・・?
価格競争もさることながら、反日ムードは今だ影を落としているようだ。
今後、
チャイナリスクを嫌う企業はどんどん中国から撤退すると思うけど、
この市場規模はやっぱり美味しいよね・・?
だから頭の良い日本企業は、間接材(部品)を中国メーカーに供給
することにより、自社ブランドを隠して生き残りをかけるらしい。
確かにお隣の国の某家電メーカーの携帯を開けると、
ほとんど日本メーカーの部品だった事は有名な話なんだよね。
だからこのメーカーの携帯が売れれば売れるほど対日貿易赤字が
増えるという不思議な現象が起きている・・。
日本企業はソニーやパナソニックなどの大手がだめでも
しっかり頑張ってんだ~。(^^)
ここまでお読みいただきまして
ありがとうございました。
小林治巳