私は趣味でクラリネットを吹いている。
一応楽団にも所属しているのだか、人数も少なく、たまに小さなお祭りなどに呼んでいただいては、お年寄り向けに演歌、子ども向けにアニメを演奏、といったゆる~い活動しかしていなかった。
そんな中での昨年。地元に古くからある吹奏楽団から声をかけていただき、定期演奏会に参加。
今年も夏に続き、12月の演奏会に参加することになった。
前回、前々回は、本番3カ月ほど前に譜面をもらい、最初の1~2カ月は合奏に参加せず、ひたすら個人練習をしていた。
ふだんはやる機会のない難解な曲が多く、まずは曲を覚え、音を確認し、難しいフレーズを何度も何度も繰り返す。この作業に1~2カ月。
そして、ある程度「仕上がった」と思える段階で、初めて合奏に参加。それが本番約1カ月前。
あとは指揮者に合わせ、周りと合わせ、本番へ向けて微調整をしていく。
というのがこれまでの自分のやり方だった。
そして今回。
諸々の事情により、譜面が届いたのが10月後半。演奏会まですでに2カ月をきっていた。
加えて、私自身の仕事の繁忙期とも重なり、10月中はほとんど練習出来ないまま、暦は11月に変わろうとしていた
どうしよう。
どうしよう。
このままじゃ
間に合わない。
一気に不安になった。
他の団員は、同じ曲目、曲数を半年前から練習している。
後から参加する自分が
迷惑をかけるわけにはいかない。
ん?
いま、なんつった?
迷 惑 を か け る わ け に は
い か な い ?
はい!(自分を後ろから羽交い締め)
そこ、ちょっと掘り下げてみようか 笑
ちゃんとやらなきゃ。
完璧にやらなくちゃ。
さらに掘り下げてみる。
恥をかきたくない。
すごい って言われたい。
ほめられたい。
だいぶザワザワしながら
さらにさらに掘り下げてみる。
怒られたくない。
お母さんに
怒られたくない。
お母さん
怒らないで。
ちゃんとやるから
いい子にしてるから
お母さん
怒らないで。
お母さん
こっち向いて。
お母さん
私を見て。
私の話を聞いて。
お母さん
笑って。
はい(羽交い締めを解く)
よく言えました(なでなで)
というわけで
12月の演奏会は
ほどほどにがんばりまーす♪ 笑
25年以上放置していたのを手入れして、いま使っています。素直でくせのない、いい相棒です♪
マスター同期の
ゆっこのブログを読んで
あの時のことを思い出した。
震災の前日
私は福島県のいわき市にいた。
大切な人が住むその町に
数日前から滞在していた。
そして私が帰った翌日に
あの大地震が起きた。
大切な人とは
連絡がとれなくなった。
ニュースで
ネットで
その人の名を捜した。
新聞、行政のHP、避難所情報
mixi、Facebook、Twitter
災害用伝言ダイヤル
思いつく限りの情報から
その人の名を捜した。
どうか
どうか
無事でいて。
どうか
どうか
生きていて。
何日も
何日も
ただ、祈った。
自分だけが帰ってきてしまったことを
後悔しながら。
*・゜゚・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・
大切な人の無事がわかったのは
震災から10日が過ぎた頃だった。
*・゜゚・*:.。..。.:**:.。. .。.:*・゜゚・**・゜゚・*:.。..。.:*・
「もう一度あの思いを経験してもいい」
ゆっこが自身のブログで書いてた言葉。
これを言おうとしたら
言葉が詰まった。
「もう一度あの思いを経験してもいい」
無理やり言ってみた。
涙があふれた。
イヤだ。
イヤだ。
絶対にイヤだ。
あんな思いは
二度としたくない。
もう二度と。
未だ実験中につき、この話にオチはない。
何か気付きがあったら、また書くかも。
とりあえず
「ゆっこのオススメをやってみたよ」
という話でした。










