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シンガポールでは毎年の独立記念日に式典・パレード・花火・航空ショーといった大イベントがある。そして今年は独立50周年という節目の年なため、例年以上に大掛かりな祭典が執り行われた。通常では8月9日(日)の独立記念日が祝日になるのだが、8月7日(金)も特別休暇となり4連休。1月から利用している2015年のカレンダーには書かれていない祝日が、3月に入ってから発表があったという異例のものである。


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今年の独立記念日はSG50ナショナルデーということで、花火や航空ショーのリハーサルが複数回行われ、観光客もシンガポーリアンも何度もプレ独立記念日を楽しんだ。最初の内はリハーサルも予告が無く、国民・住民が驚いていたそうだ。


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8月に入ってからは公共の建物の修理などもみられ、観光地でも独立記念日までに修繕を完了しようと入館禁止となっているところもあった。また、各家庭には私がシンガポールに入国した7月下旬にはすでにたくさんの国旗掲揚があり、なんと愛国心の高い国なのだろうと感心した。(日本では祝日に国旗を掲揚する習わしがあったが、それは当日揚げる物であり、かつ近頃は祝日の国旗を見ることも稀である。)

SG50ナショナルデープレイベントとして、SING50(音楽コンサート)が執り行われた。2014年6月にできたシンガポール・スポーツ・ハブという会場は東京ドームの7.5倍の広さがあり、収容人数は5万5千人。そこに、国内外のミュージックアーティスト50人が集まり、歌で独立50周年を盛り立てた。実はこのミュージシャンの一人に、私のホストファミリーのReubyが歌ったと聞いて驚いた。

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私自身は、SG50ナショナルデーを含む3連休でマラッカ(マレーシア)に行っていたため、各種イベントには参加していない。(写真は私のホストファミリーや息子のホストファミリーよりいただいた。)今回の4連休はシンガポーリアンにとっても小旅行のチャンスであり、多くのシンガポーリアンも海外旅行へ出かけていたようである。シンガポールからホーチミン(ベトナム)は約3時間ということで、この機会に行ってみようと思ったのだが、往復500-600S$と聞いてびっくり!普通の週末の3倍の価格とのこと。このことからもシンガポール脱出をしていたシンガポーリアンが多かったことがうかがえる。(この金額なら日本から行っても変わらないと思い、ホーチミン旅からマラッカバス旅行に変更した。)

独立記念日を祝うシンガポーリアンは赤いTシャツやポロシャツを着て、会場に集合。パレードを観たり、上空の航空ショーや花火を見たり、と思い思いのSG50ナショナルデーに思いを馳せたようだ。


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Cilsien – ASEAN News Clips にて連載中】


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著:有澤 和歌子(ありさわ わかこ) Arisawa Wakako
wombプロジェクト代表、idiscover(PR会社)設立準備中
旅行・出張で50か国を訪問。近年はアジア、特にASEAN・中国を中心に活動。富士通ではマーケティング、ITベンチャーのデジタルフォレスト・ホットリンクでは広報責任者として従事した。自身の晩婚・不妊治療・高齢出産の経験より「卵子の老化」を若者に伝えることがライフワーク。富山県出身、青山学院大学経営学部卒。