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航空機でもどこにでも簡単に行けてしまうシンガポールだが、実は陸路や海路でも簡単に隣の国に行ける。私は今回はジョホールバルとマラッカという二つの地域(外国)に足をのばした。


ジョホールバル(JB)はシンガポールとのマレーシアの国境地帯に位置するマレーシア第二の都市、ジョホール州の州都だ。2006年よりマレーシア・イスカンダル計画が進められており、シンガポールの経済発展をそのまま取り込もうという勢いで大規模開発がされている。金融、観光、教育、物流、医療、クリエイティブのサービス業6 分野、電気・電子、油脂・石油化学、食品・農産物加」の製造業3 分野を重点分野として誘致が進められている。シンガポールはもちろんのこと日本・中国・韓国や諸外国の建設業・商社などがプロジェクトを進めているので、イスカンダル計画を耳にした人も多いと思う。


■参考:「ジョホールバル 空白の大地はフロンティアの匂い」( イスカンダル計画)<日経新聞>


活気があり物価の安いJBはシンガポーリアンにも大人気。ブランド品の買い物や、映画を観たり、大人数でパーティをしたりというときには、「ちょっとJBに行ってくる」と外出する。いろんなものの価格がシンガポールの4分の1な上に、バスやタクシーで行っても隣町に行く程度の時間・お金しかかからないのだ。私もちょっと行ってみた。買い物をしすぎて反省をしている。

■参考:マレーシア観光協会 ジョホールバル


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次に近い外国はマラッカ、マレーシアはムラカ州の州都である。マラッカ海峡に面していて、海運が活発な時代には東西交通の要衝だった。ポルトガル領・オランダ領が長かったことから、建築等に両国の影響を受けており、エキゾチックな雰囲気の街となっている。現在は完璧な観光地で、マレーシア・シンガポールからの観光客がほとんどだ。ユネスコの文化遺産に指定されているだけあり、街はとても美しく、緑と海と建物の調和が素晴らしかった。私は2泊3日で行ったのだが、観光地化してしまった街なので見る物はあまりなく、ビーチがあるわけでもないので、1泊2日をお勧めする。シンガポールからは長距離バスで3-4時間。マラッカ海峡をこの目で見たいと、海に向かって歩いてみたら、絶好のロケーションに土地販売の看板を発見。しかし、ディズニーランドでももってこないことにはマラッカにはそんなに人は来ないだろうな。しかし、リゾート開発をやりたい方は是非!


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シンガポールから一番近い、ちゃんとした?ビーチリゾートはインドネシアのビンタン島。(セントーサ島にもビーチはあるが、)ビンタンビールをご存知の方が多いかもしれない。ビンタン島はシンガポールより高速フェリーで60分。最近はエレファントライディングもできるようになり、アジア以外の外国客の人気が高まっているという。が、実は、、、シンガポールからビンタン島に行くのは外国人が多いということで、シンガポーリアンはビンタンの手前の島で船を降りるそうだ。(島の名前を聞きそびれてしまった。)また、シンガポールには未開発の小さな島がいくつもある。ウビン島、クス島、など30分ほどで行ける小島の海を楽しむ人も増えたそうだ。

タクシーもバスも飛行機も手軽に使えるシンガポールはビジネスでも観光でもますます魅力的な街になりそうだ。



Cilsien – ASEAN News Clips にて連載中】

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有澤 和歌子(ありさわ わかこ) Arisawa Wakako
wombプロジェクト代表、idiscover(PR会社)設立準備中
旅行・出張で50か国を訪問。近年はアジア、特にASEAN・中国を中心に活動。富士通ではマーケティング、ITベンチャーのデジタルフォレスト・ホットリンクでは広報責任者として従事した。自身の晩婚・不妊治療・高齢出産の経験より「卵子の老化」を若者に伝えることがライフワーク。富山県出身、青山学院大学経営学部卒。