眠れる都 ~A Sleeping Metropolis~

眠れる都 ~A Sleeping Metropolis~

特発性過眠症と睡眠時無呼吸症の合併症と診断された僕。
自己の診断と体験に基づいた、眠りと睡眠障害についての話題を提供していくブログです

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この異常な眠気自体を、ようやく「何らかの病気」である疑いを感じ始めたぼくは、ある年からの人間ドック検診で

頭部マルチスライスCT検査 病院

をオプションで追加するようになる
異常な眠気には、何も考えられなくなるような頭痛のような症状が伴っているからドンッ
脳に腫瘍や異常でもあって、これが異常な眠気に繋がっていて、死に至る病のシグナルではないかと考えたから爆弾

脳に何らかの異常でも見つかれば、それをきっかけに現在の異常な眠気を医者に告白できると思ったんだ
睡眠障害という病があることを知らなかったから、異常に眠いという現象だけで医者にかかれるとは考えられなかったからね

しかし、何年続けても結果は

異常なし(判定A)あせる

問診でも、綺麗な脳だと言われる始末・・・

この異常な眠気の原因が脳の異常でないとすると、今度は睡眠方法や起き方などに起因しているんじゃないかとの疑いを強く感じ始めたひらめき電球
ぼくは基本的に朝に起きるのは苦手な体質ではなかった
むしろ人より得意なほうかもしれないグッド!
前の日に何時に寝ようとも目覚まし時計をかけている限り、目覚ましが鳴る時間に起きることができる時計
朝4時起きだってへっちゃらだ

朝日は大好きだし晴れ反対に夜更かしは苦手夜の街
きちんと朝日を浴びる生活が好き晴れ
夜12時に寝て、朝6時に起きるという生活スタイルが平均的
このスタイルは、休日であってもあまり変わらない

病名が分かる以前のぼくが、休日の午前中に倒れ込むように居間で寝てしまっていたのはぐぅぐぅいわゆる二度寝とは違う
一回は完全に覚醒して、普通に行動した後での出来事だから
仮に8時間以上の十分な時間の睡眠を取ったとしても、この状況は変化しない汗

どうやら、朝の異常な眠気のひきがねは朝食にあるようだ食パン
日中の異常な眠気のひきがねは昼食にある様子おにぎり
いずれの食事も、その時間を遅らせることで異常な眠気の発生を引き延ばすことが可能だから

例えば人間ドック検診などで、朝食を強制的に摂らない日などは朝方に異常な眠気は起こらない
昼食も空腹にならない限り、できるだけ集中して業務や勉強をして、昼食時間を遅らせることで日中の眠気の発生を防ぐことができる

だから、ぼくは「12時になったからお昼」といった時間に縛られた昼食は好まない
遅い昼食は必然的に個食状態になることが多いけど、これは自己防衛の一つでもあるんだひらめき電球
このころから、休日に自宅で過ごすときに起こる午前中の異常な眠気は、まぁ酷いものになっていた
朝食を摂ってから2時間程度を経過した時間帯にそれはやってくる時計

何も考えたくなくなるほどの異常な眠気汗

ベットにたどり着く余裕もなく、その場で倒れ込むように眠りたくなるほどの眠気
居間の傍らには、いつでも直ぐに寝られるよう、常にブランケットを常備する生活となった

気が付けば3時間以上は死んだように寝ているぐぅぐぅ
1度目の目覚めはすっきりとせず、そのままさらに1時間以上、完全に眠気を取り去るために寝ることもざらダウン

せっかく朝早く起きても、折角の休日の午前中、場合によっては昼過ぎまでの時間はフイになるむかっ


このような異常と思われる状態に

さすがに何かがおかしいはてなマーク

と感じ始めた

何らかの死に至る病に冒されているのではないだろうか・・・爆弾
横浜は「とりあえず」の拠点だったので、通勤時間が短くて済む東京都内に住居を構えるべく探していた目
で、勤務先に近く、1年後に完成する再開発地区の新築マンションビルを思い切って購入することにクラッカー

翌年の初夏、マンションの完成とともにお引っ越し
総通勤時間は30分程度の距離で、電車に乗っている時間は15分以内と短時間で快適な通勤のはずだった

しかし、この短時間の通勤中でも極度の眠気に悩まされることになる
都心に近いため、乗車地点からの電車は恒常的に込んでいて、座席に座れることはありえない
通勤途中に着席して眠れなくなったことは、結局は朝の仕事の効率にマイナスの効果を生んでしまったドンッ

寝ながら通勤できる手段はないのかはてなマーク
約1年は眠気に耐えながら、このことを考えていたと思う

実は、都内に住んでみると、意外にもバス路線が都内での移動手段として便利であることがわかってくる!?
バス路線図を入手し、研究して僕の選んだ通勤方法、それは、

わざわざ総勤務時間を1時間弱にして通勤することひらめき電球

ある都バスバスの路線を使えば、最後の30分間はほぼ着席可能でぐっすりと寝て行けるぐぅぐぅ
それも下車地点は勤務先のビルの真ん前だ音譜

こうして、通勤時間が短くて済む都心に引っ越したにもかかわらず、横浜在住時とあまり変わらない通勤時間に戻ってしまったんだあせる
下車地点を寝過ごしたことも多々あったけど、それでも寝て通勤できるという快適さの代償としては安いものだったビックリマーク
いま思えば、20歳前後で既に睡眠障害は発症はしていたものの、東北地方での勤務中に強い眠気症状は確立したんじゃないだろうかはてなマーク

幸いにも無事故で過ごした数年後、僕は杜の都を離れて新幹線東京でのオフィスワークに戻った東京タワー
東京都内に住みたかったが、条件の良い物件がみつからず、とりあえず横浜市に拠点を構えることにした
通勤時間は、市営地下鉄地下鉄から桜木町でJR京浜東北線電車に乗り換えて1時間程
市営地下鉄を横浜駅で乗り換えず、1駅前の桜木町でJRに乗り換えたのには訳があった!!

実は、朝に職場で仕事用の車に乗り換えて移動を始めたときの強い眠気と、通勤電車に乗ったとたんに襲われる眠気は全く同程度になっていたんだ

このJRの路線は、横浜駅ホームの階段に近いドア付近に乗ると、横浜下車の勤務者が降り、東京へ向かう大勢の勤務者の乗車と入れ替わる
座っていた人の約2割程度は横浜駅で下車する
で、横浜で下車すると思われる人の前に立っておけば、

東京まで座って「寝て通勤」ぐぅぐぅ

できることを早々に発見アップ

しばらくすると、いつも同じ時間帯で同じ車両に乗っおけば、横浜駅で誰が降りるかが分かってくるようになるビックリマーク
そこで「その人達」の顔を覚えてその前に1駅だけ立っておけば、良いという知恵もついたグッド!

横浜で座れるか座れないかは、オフィスに着いてからの眠気に大きく影響した
座って速攻で寝ながら東京まで通勤することで、オフィスでの強い眠気は多少緩和される!!

でも、以前に東京で勤務していたときには、通勤電車でここまでの強い眠気は無かったように思われる
なので、後から考えると、東北地方での運転業務を経て強い眠気症状は確立したような気がしてならない


しかし、こんなに強い眠気を催しているのに、自分が何らかの病気であるなんて思ってもいなかったんだ汗
このころはまだ「睡眠障害」という病の認知は一般的ではなかったからねドンッ