あなたが好きだったのは

あなたの心が

あなたの目が

あなたの顔が

凄く優しそうで

誰のても届かない

のどかな崖の上に

ぽつんと置かれた

女神の像だったからで

綺麗で誰のものでもなかったからで

そんな君に泣かれては

わたしはまだ歩けないのです

あなたのことが好きなのは

認めていたけれど

いつまでも認められなかったのです

ずっとずっと本当にあなたは

私の一番だったのです