小児矯正

こんにちは
玉村町アイ歯科クリニックの院長 吉川です。

秋らしいお天気の今日、祝日ですが出勤しました。

子供(自分の子です)の矯正装置を作るために、型取りに行ったのです。

最近の小学生は入れ歯型の矯正装置を入れている子が多く、子供のクラスメイトでも、随分いるようです。

「皆家で入れ歯しているんだよ～。」
と、羨ましそうに言うので、そろそろ作ってあげようと、思ったのです。

最近の小学生はアゴが小さいお友達が多いですね。
アゴが小さいのに、歯が大きいと、歯並びが悪くなります。
歯並びが悪いと、そこから虫歯になったり、歯周病になったりします。

いつか、作ろうと思っていたのですが、このタイミング❗️というのがあって、うちの子は今かな、と思ったのです。

小児矯正は患者さんがまだ小さいお友達なので、周りの人がいくら勧めても、本人のヤル気がないと、成功しません。

大人の歯が生えてきて、何か変だぞ、と自分で自覚しないといけないのです。

小児矯正のメリットは
生え変わりや、成長を利用するので、身体への負担が少ない。
後戻りがしにくい。
思春期の難しい年頃には、概ね終わってる。
高校受験に影響しない。(受験前後にはオススメしません)
大人の歯に生え変わってからだと、何本か永久歯を抜くことが多いが、小児矯正では大人の歯を抜くことは少ない。
当院では、大人の歯の矯正(概ね中学生以上)より、治療費が安い。(医院によって治療費用は違います)
などがあります。

デメリットは
患者さんが小さいお友達なので、自分で管理が出来ないので、周りのサポートが必須。
矯正中は装置が入って虫歯になりやすいので、注意が必要です。
本人にヤル気がないのに始めると、装置を入れず、治療が進まない。
矯正は何かと痛いことがあるので、痛みをコントロールしないといけない。
取り外しするものは、紛失や破損しやすいので、要注意。

ざっと、こんな感じでしょうか。

一般的な事を、思いつくままに書いてみました。
治療はそれぞれ違いますので、全て当てはまる事はないと思いますが、参考になればと思います。


明日、明後日の午後は、矯正日です。
虫歯などの治療はありませんので、ご了承下さい。