クーラント(冷却水)が交換時期ですね!(1)からの続きでガソリンスタンドやカー用品店でクーラント交換を勧められた時の注意点を書きます
①ちゃんと交換するのか?
根本的な問題なんですけどね(笑)
スタンドやカー用品店はまともにクーラント交換をしてません。
これを聞いた消費者は「そんなことあるの?」と驚きと怒りに満ち溢れると思います。
しかし整備士の人は「分かるわー」と共感してる人が多いのではないでしょうか?
私はガソリンスタンドに入社した1年目はまともにクーラント交換の仕方を上司から教えてもらえませんでした。
理由は上司が適当なやり方で交換してるからです。
なぜ適当に交換してるのかというと、まともに交換しようとするとメチャクチャ大変だからです。
なぜ大変かというとメーカーはクーラントは交換するものではないと思ってるからです。
クーラントの成分は猛毒です。
それを交換するということは環境を汚すことになります。
メーカーは環境に優しい車を作る努力をしています。
その前にメーカーは車を買って欲しいと思ってるので車に乗り替えるまでの7年位までは環境を汚す原因になるクーラントの交換不要と謳っているのです。
なので最近の車はクーラント交換がしにくい仕様になってる車が多いです。
しかし、これを読んでるほとんどの人は7年以上車乗り続けると思うので定期的に交換しないと不具合を発生させます。
だから、交換するなら以下のことを店員に聞いてください。
②色を変えてくれ
クーラントをまともに交換しようとすると大変な理由は全部抜けないからです。
ほとんどのスタンドはラジエターという部品に入ってるクーラントだけ抜いて交換した気になっています。
しかも、スタンド店員はそのやり方が正しいクーラント交換のやり方だと思っています。
クーラントは普通車だと8リッターから10リッター位入っています。
交換するなら全量交換するのが当たり前ですよね?
しかしながら、全量交換してたら丸一日かかる車もあります。
どうせあなたはガソリンスタンドで6000円位でクーラント交換出来るって言われたんですよね?
それも30分から2時間くらいで(笑)
それは無理ですよ
クーラント交換の際にエア抜きという空気を抜く作業が必要になります。
エンジンを冷やす経路に空気が入るとオーバーヒートの原因になります。
私が乗ってる車は特にエア抜きが難しく3
日間かかりました。
クーラントには赤か青、緑の色がついています。
これは漏れた時に分かりやすくするためです。
成分はほとんど変わりません
トヨタなら赤
BMWは青ってな感じでメーカーによって色が違います。
その色を変えてくれとクーラント交換を勧めてきたスタンド店員に言ってみて下さい。
「どうせ交換するなら、色変えてよ」…と
大半のスタンド店員はアタフタします。
全量交換しないからです。
まあ、逆に私にそんな事言ってくるお客様がいたらぐうの音も出ないほど反撃しますけどね。
こっちはプロなんで(笑)
③添加剤だけ入れといて
クーラント交換勧められたら「添加剤入れといて」と伝えて下さい。
あんなもん添加剤入れとけばいいんです。
ほとんどのディーラーではクーラントは添加剤を入れて対応してます。
これなら高価なものでも2000円位で出来ます。
④濃度はどのくらいにするのか?
クーラントは水と混ぜて薄めます。
しかし、この薄める割合を知ってるスタンド店員が少ないのです。
クーラントが水ではダメな理由は錆びと凍る恐れがあるからです。
水と薄める割合で凍る温度が変わります。
よくスキーしに雪国に行く人は濃度はどの位にするのか確認して下さい。
濃度がどの位が適当なのかはネットで調べて下さい。
⑤パッキン交換するんだろうな?
クーラントを抜くときは車の下についてる栓を開けて抜きます。
この栓は一回クーラントを抜いたら必ず交換しないとダメなやつなんです。
交換しないとそこからクーラントが漏れる原因になります。
それを交換しないスタンドが多いです。
だから、クーラントのドレンパッキンは必ず交換するのか確認して下さい。
⑥最後に
今回も思いつく限り消費者目線でクーラント交換を勧められた時の注意点を書きました。
ガソリンスタンドでもしっかりクーラント交換をする所はあります。
しかし、その分工賃は取ります。
安いところに車の整備を出すというのは値段相応の対応しかされないということを肝に命じて下さい。
今回も長々読んで頂いてありがとうございました!