【鵬玉会の演武】
【演武する小学生】
無外流居合を稽古している「国際居合道連盟鵬玉会長野支部」は8月23日、上田市下之郷の生島足島神社の神楽殿で”疫病退散”を祈願し、「奉納演武」を行った。
「コロナ禍」のため観客の参加はなく、感染防止策をとって行われた。
演武は、同神社で参拝後、会員の大人5人と小学生4人が披露した。
同会中部ブロック長で同市秋和の栗木六鳳(宏彰)さんと長野支部長の坂爪武さん(49)らが、畳表を濡らして巻いたものを真剣で斬るという迫力ある演武からはじまり、大人と小学生4人が形の披露を行った。
新撰組の三番隊長、斎藤一が無外流の使い手だったことから斎藤をテーマに鵬玉会の会長が作った脚本を栗木さんがアレンジ。
形の披露とともに栗木さんが朗読し、演武を盛り上げた。
参加した小学生は上田東小4年の大谷志貴君、上田塩田西小3年の野川為何君、青木小2年の沓掛暖君、東御市滋野小2年の土屋栄徳君。
大谷君は「技を覚えたり、刀を振るのが楽しい」と魅力を話した。
栗木さんは「毎年上田城の千本桜祭りで演武を行ってきたが、コロナ禍で中止となっため今回2年ぶりの披露だった。大人は堂々と、子どもは一生懸命やっていた」。
坂爪さんは「緊張感もあったが、のびのびと演武ができて良かった」と話していた。