米国はリーマンショック後、景気対策として利下げを実行していたが、景気回復に伴い昨年12月に9年半ぶりの利上げに踏み切っていた。その後の追加利上げを、6月の英国のEU離脱問題などもあり、判断を慎重になっていたが、最近の様々な景気指標が良好な状態を示していたため、今回のイエレン議長の発言につながった。
なぜ米国の追加利上げが円安になるのか?
⇒金利の高い国(米国)と金利のの低国(日本)のどちらにお金が集まるか考えるとわかり易い。単純に金利が高い方にお金は集まるので、ドルが買われて円が売られ円安を引き起こした。
週明けの日本のマーケットは、円安・株高が予想される。今後1ヶ月で為替は103円~105円まで円安に向かうと予想する専門家もいる。
