ヒアルロン酸を含む製品
最近の基礎化粧品あるいはシャンプー・リンスなど様々な製品に、ヒアルロン酸が含まれています。
これはヒアルロン酸がもつ保水力が効果的であるという証明にほかなりません。
しかし、化粧品などで表皮のヒアルロン酸を補給しても、ヒアルロン酸の代謝は非常に短いので、真皮の部分に
まで浸透していきません。
化粧品でヒアルロン酸を補うことも大切ですが、経口摂取によって体内から改善していくことがより効果的です。
皮膚の構造とヒアルロン酸
人間の皮膚は、大きく分けると3層に分かれており、表皮(角質層)、皮下組織(基底細胞)、真皮という構造にな
っています。普段私たちが目にするところは、表皮の部分です。水分や栄養を蓄え、表皮に十分な潤いを与えて
いるのが真皮となります。
真皮はコラーゲンやエラスチンとムコ多糖類で形成されています。
そして、ヒアルロン酸そのものは栄養素ではなく、毛細血管から全身の細胞に栄養素や酸素を運ぶ役割をしてい
るムコ多糖類です。
ムコ多糖類とは、糖を構成する炭素、水素、酸素のうち、酸素の一部が窒素に置き換えられたアミノ糖のことで、
アミノ糖を主成分とする多糖のことです。
水との親和性が高く、水を吸引する構造を持っています。ねばねばしていて、体内の細胞と細胞をつなげて円滑
にする円滑油のような働きをします。
また、温度や湿度に左右されることなく常に一定の保水性があることから、皮膚の弾力性や保湿を保つ為に重要
な役割を果たします。
この真皮にヒアルロン酸が多く含まれていればいるほど、みずみずしいお肌が作られていくのです。
ヒアルロン酸の歴史と仕組み
ヒアルロン酸の歴史と仕組み
名前は、ギリシャ語のHyaloid(硝子体)と多糖体の構造単位であるUronic acid(ウロン酸)から、Hialuronic Acid(ヒアルロン酸)と命名されました。
国内での歴史
国内で医薬品として使用され始めたのは1987年からで、最初は変形性膝関節症の治療薬として販売されまし
た。80年代にヒアルロン酸を化粧品に用いる研究が始まっています。
現在では、変形性膝関節症、肩関節周囲炎への治療のほか、眼科や外科、化粧品や健康食品など幅広く利用
されています。 【ホームページ】