どうも、税理士の鎌田です。



ここ最近、人材不足という言葉が飛び交ってますねゲロー



「中小企業基盤整備機構」が行ったアンケートによると、74%の中小企業が人材不足と回答しているようですポーン

 



人材不足になっている原因は、察しがつくと思いますが簡単な話しです。


それではデータを見ながら確認していきましょう。



下記の表が、各年における18歳人口と大学進学率の推移と今後の推計データとなります。

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これを見てどう感じたでしょうか?


まず分かりやすいのは、18歳人口が大幅に減少していますね。1992年の約205万人をピークに、2015年には約120万人まで減少していますね。

そりゃあ、働き手が減ってるんだから人手不足にもなるわって話しチーン



ただ、それよりも特筆すべきなのは『大学進学率』です。

そう、18歳の人口は減っているけど『大学進学率』は上がり続けているのです真顔



『大学進学率』は1990年頃は約25%だったのが、2015年には50%超。



例えば、1992年をみると18歳人口が約205万人に対して大学進学者数約54万人。つまり、専門学校に行ったとか就職したって人が約151万人はいました。



2015年をみると18歳人口が約120万人に対して大学進学者数約62万人。つまり、専門学校に行ったとか就職したって人が約58万人にまで減少しています



人口が減ってる上に、専門職に就こうって人が減ってるんだから、そりゃ美容業界は深刻な人材不足になるわゲロー


タイトルで「美容室」に限定したのは、中小企業の中でも美容業界の人手不足は更に顕著になるだろうと思ったからです。

それでも、店舗数は年々純増してるんだからおかしな話しですよね真顔


で、次の表が『18歳人口に対する、美容科・理容科の入学者割合』

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実は1990年代に比べると、大幅に美容師になりたい人は増えてるんですけど、2004年をピークに減り続けてることが分かります。


ちなみに卒業生となると、もっと減ってます。

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※1999年は二年制への、改正時期とかなんだとかで極端に少なくなってます。

平成27年の美容科卒業生が約1万6千人なんで、もうすく1万5千人割りますねガーン



もう一つデータを見ていきましょう。


下記の表は、学歴・企業規模毎の男性の生涯賃金の推計データとなっています。

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『大卒』かつ『大企業』の生涯賃金が一番高いことが分かりますよね。


今はネット社会ですから、こういった事実を若者は理解しているので、多くの若者は大学に進学しようとします。
しかも、今は昔ほど大学に入るのが難しくない時代です。


で、大学に入れば大手企業に就職できる可能性が高くなるから、とりあえず大学行っとこうって人が増える。


そうすると、美容師とか専門職に就こうってが人ますます減ってくる。


人手が足りなくなった時に、企業がとる手段って結局、待遇をよくすることなんですよね。
今後は引き抜き(ヘッドハンティング)も激化してくるでしょうね。
中小企業よりも、大手企業の方が資本力があるんだから必然的に大手が有利になるってわけです。



でも、僕は美容業界含めた中小企業の未来が暗いだとか、そんなことは思わないんですよね。


最近会うほとんどの中小企業の経営者の方が、『従業員の幸せ』を考えてるんです。


創業期から関わってる経営者さんもたくさんいますが、事業計画とか会社への想いとか聞いてると感動して涙出そうになります。


経営はお遊びではないので、利益を出すことやお金を残していくことってすごく大切です。



でも、同じくらい大切なのが、『社員がいかに幸せに安心して働ける』かってことなんじゃないですかね。



人手不足な時代でもどんな業界であれ、集まる会社には人が集まってきています。


それは、社長や幹部の魅力だったり、会社の魅力だったりブランド力だったり色々ですが、共通して言えるのは、やはり社員を大切にしている会社じゃないですかね。


それに中小企業で働くメリットも結構あるんです。


色々ありますが一番は社長との距離が近いってことじゃないですかね。


何がメリットかというと、『自分のやりたいことや想い』を聞いてもらいやすい!


社員から『店持ちたいです!』って相談があったとして、実際お店持たしてもらうことも出来ちゃったりしますから。


また優秀であれば、幹部や役員になれる可能性が高いってのも魅力の一つです。

大手だとそんな簡単にいかないですから。


これから中小企業がやるべきことは、

・魅力的な会社を創り、かつ魅力的であり続ける

・社員の素敵な未来を提供してあげる。社員がキャリアパスを形成できて、成長できる環境を提供する。

・この人たちとなら一緒に働きたいと思えるような幹部を育成する。もちろん経営者自身も一緒に働きたいと思われるような人になる。


魅力的な会社が創れたら、それを世の中に発信していくことも僕たちの役目になってくるんじゃないでしょうか。


ちなみに、うちの会計事務所は設立2年で5人でやってますけど、お客様に対するサービス面でも社員に対する待遇面でも大手企業には負けない自信があります!


↑同じようなことを言える中小企業の社長さんっていっぱいいるんじゃないですかね。

うちのお客さんの会社なんて、魅力的な会社だらけです。就職で悩んでる人がいたら紹介したいぐらいです。


ゆえに、


中小企業の未来は・・・、



明るい!