元ギャンブル&アルコール依存者

ガネーシャですゾウ

 

40代後半まで、酒に溺れていた。
仕事帰りは常に泥酔状態。

遠距離通勤をしていたが

まともに家に帰ることすらできなくなっていた酔っ払い

 

電車を乗り過ごして終点まで行き

折り返しの電車がなくなる。
仕方なく駅で野宿し、始発で帰宅。

シャワーと着替えを済ませ、そのまま出勤する。

そのうち、なぜか途中駅で降りて

ホームのベンチで寝ることもあった。
駅員さんに「終電は出ちゃいましたよ」と起こされ

また野宿して始発で東京へ。
朝早い銭湯に寄ってから出勤するような日々だったゲロー

 

立ち飲み屋で瓶ビール大瓶を2本空け

味も感じないまま、帰りの電車では

飲みたくもない缶チューハイを流し込む

最期の頃には

コンビニでアルコール度数12%のチューハイ350mlを2本買い

公園で一気に飲み干すのが習慣になっていた。

 

 

ある朝、気がついたら知らないベッドで寝ていた。
そこは会社の最寄り駅近くのカプセルホテルだった。

その瞬間、二日酔いの気持ち悪い中だったが

はっきりと認識した。
 

このままでは

いずれ自分は事故にあうか

事件を起こしてしまう
 

仕事も人生も続けられなくなる

 

依存症からの回復のきっかけに

底つき

ということがいわれるけど

自分にとっても底つきは

この時だったのではないか。

 

酒を止めて5年以上過ぎたグラサン