開放看護の中でも最も基本的な「手当て」というものがある。それは痛い部分に触れ痛みを癒す方法のひとつ。身体の痛みは起こっている本人の痛みでしかなくそれをできるだけ理解したいと常に思ってはいる。しかし痛みをともなう方々の声はやりきれない感情を思い起こさせる。時に手当てしかできない状況に苛立ちさえ覚える…そんな感情が表面化しないうちに心の開放をする。いつになったって慣れっこになんかなれないこの感情は私自身の感情だと改めて噛み締めるひととき…