産経新聞より

■【尖閣ビデオ流出】石垣島漁師「命がけ海保に感謝。犯人捜しやめて」 違法中国100隻操業の実態(2010/11/08 11:49)


 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件を撮影したビデオ映像がインターネット上に流出した問題は、地元にも波紋を生じさせた。石垣島の漁師らは、違法操業を繰り返す中国漁船などと日々対峙(たいじ)し、命をかけて自分たちの生活を守ってくれる石垣海上保安部(石垣市)に畏敬(いけい)の念を抱く一方、映像を隠し続けた政府の姿勢に反発。「(流出した人物の)犯人捜しはやめて」と口をそろえている。(渡部圭介)

 石垣島の約170キロ北方に浮かぶ東シナ海の尖閣諸島。周辺は黒潮の本流に沿ったマグロの好漁場だ。漁師たちは片道5時間かけて漁に出向くが、日本の領海に侵入し、違法操業を繰り返す中国や台湾漁船の大船団が頻繁に現れ、身の危険を感じて引き返すこともあるという。

 多いときで100隻近くになることもある違法船団に対し、石垣海保は3隻の巡視船を中心に取り締まりに当たり、日本の漁船を守っている。衝突事件後も漁師たちは漁場に向かい、海保は巡視を続けている。

 スピードを上げ、急接近してぶつかる中国漁船、衝撃で揺れる船上から停止を命じる巡視船の乗組員-。流出映像に写っていた海上保安官たちの姿は、漁師らが日々目の当たりにしてきた、命を張って自分たちの生活の糧を守る姿と一緒だった。

 「(ビデオの流出主に)ありがとうと言いたい。海上保安官たちの気持ちをくんでやってくれたに違いない」。漁師の男性(49)はそう話す一方、「そもそも政府が映像を公開していればこんな問題にはならなかったんだ」と声を荒らげた。

 石垣海保では連日夜遅くまで、東京の本庁から派遣された職員たちによる流出元の調査が行われている。石垣海保の職員たちは「何も話せない」と口を閉ざし、庁内には身内に犯人がいるのではないかという重苦しい空気が漂う。

 八重山漁協組合長の上原亀一さん(48)も「中国漁船の悪質さには怒りを覚える。最初から公開すべきだった」と政府の対応を批判。「流出は悪いことなのかもしれないが、個人的には犯人捜しをしてほしくないし、必要ないと思う」と話し、海上保安官たちの気持ちを受け止めながら流出主をかばう。

 海上保安官たちの実像と、漁師が直面している中国・台湾漁船の脅威。44分間の映像は、同じ島に住み同じ海で働く者たちの今を世界に生々しく伝えた。 

 「海上保安官たちの命が危険にさらされているということを訴えたかったのではないだろうか」。石垣市議会の伊良皆高信議長は流出目的を推測しつつ、関心が犯人捜しに集まり、本質が見過ごされてしまうことを恐れている。

 「(流出は)今の態勢で日本の国境が守れるのかという問題提起になった。政府だけでなく、国民全体で考えなくてはならない問題だ」

大和55号のブログ-STIL0005.jpg
いつもコピペばかりで私も情けないのですが、
日本国の某官房長官様は中国の従順なる下僕でいらっしゃいます。
こんな民主党政権があと2年も続くのでしょうか?
悪寒がしてきます。


■仙谷氏、会見で中国に敬語を乱発 自覚なき「利敵表現」(2010/11/08 09:07)
 軍事情勢 大国に怯む国、大国が怯む国

 「中国人民解放軍が日本を侵略なさいました」

 日本国民が絶対に使ってはならない「利敵表現」である。ところが、仙谷由人官房長官(64)は平然と、何ら抵抗感なく、ごく自然に、この種の表現を使いこなしている。沖縄県・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件で、日本政府の予想に反して、中国側が強硬姿勢を強めてきたことに、あろうことかこう言い放った。9月29日の記者会見の席上であった。

 「中国は司法権の独立、政治・行政と司法の関係が近代化され、随分変わってきていると認識していたが、あまりお変わりになっていなかった」

 この発言だけなら、東大出身の弁護士でも語法の間違いぐらいはあるから、問題になどしない。だが、船長以外の船員と漁船を中国に戻す際の9月13日にも「14人と船がお帰りになれば、違った状況が開けてくるのではないか」と表現、中国の姿勢軟化を予想し結局、はずしている。さらに9月28日には、東シナ海・白樺ガス田付近を航行中の中国海洋調査船について「周辺にいらっしゃることは確認している」と述べた。

 仙谷長官は全体、中国がいかなる国家であるか自覚しているのだろうか。尖閣諸島を自国領と強弁し、わが国公船(海上保安庁の巡視船)に体当たりしてきただけではない。10月15日には、商務省の姚堅報道官から「日本は中国で巨利を得ている。中国批判は道理に合わないし、その資格すらない」とまで非難されているのだ。菅直人首相(64)が通貨安競争をめぐり、中韓両国に「責任ある行動をしてもらいたい」と苦言を呈したことへの反応だったが、日本が主権国家であることを無視した暴言だ。もっとも、楊潔●(=簾の广を厂に、兼を虎に)外相(60)をして、中国の西太平洋支配に対する関係国の懸念に触れ「中国は大国である。他は小国である。それが現実だ」と言い切れる国である。

 ノルウェーの気概

 しかし「大国」の恫喝を前に、日本のように怯んでばかりの国だけとはかぎらない。中国は自国の人権活動家・劉暁波(りゅうぎょうは)氏(54)に平和賞授賞を決めたノーベル賞委員会が所在するノルウェーを制裁。既に北京入りしていた大臣との会談や軍・警察の交流事業、幹部官僚17人の訪中、ノルウェー人歌手出演ミュージカルの中国公演を、次々に中止した。中国外務省の馬朝旭報道局長(47)は「(とりやめは)理解できるし驚くことではない」と傲岸不遜な態度。「中国内での犯罪行為を助けているに等しく、司法権の侵害だ」とも放言した。

 これに対し、ノルウェーのヨーナス・ガール・ストーレ外相(50)は「中国との幅広く良好な関係を望んでいるが、先週からの中国側の対応は遺憾。両国関係に影響を与える対応をしたことに、中国は責任を持たねばならない」と駐オスロ中国大使に伝えている。さらに、劉氏釈放や妻の行動制限解除まで求めた。

 何しろ、第2次世界大戦中の1940年4月、ドイツによるノルウェーとデンマークへ侵攻時、ノルウェー軍は圧倒的に優勢な独海軍がフィヨルド内に侵入するや、海軍要塞からの旧式砲で応戦する度胸を示している。初弾が独重巡洋艦(1万4050トン)に命中。その後、独軍に存在を知られなかった島の基地から陸上発射型魚雷による攻撃などを続行し、これを撃沈したのだ。最終的には、ドイツに占領されるが、軍は王室とともに英国へ逃れ継戦し、44年6月にはノルマンディー上陸作戦に参加する気概を見せた。

 蔑まれた日本の姿

 ノルウェーの隣国スウェーデンも毅然とした態度で国際社会の称賛を集めた。冷戦中の81年10月、領海侵犯した軍事超大国ソ連の潜水艦U137に向け爆雷を投下し、座礁せしめた。周囲を魚雷艇や掃海艇で包囲し、解放したのは11月6日になってからだった。しかも、気迫に圧倒されたソ連海軍はスウェーデンに「詫び」を入れ、艦長への事情聴取と乗り込み調査を約束した、ともいわれる。

 漁船衝突事件を受け、中国のポータルサイトの掲示板に「日本は弱い者をいじめ、強い者を恐れることを事実が証明した」と書き込まれ、韓国メディアには、日本は「白旗」を揚げ「降伏宣言で幕を降ろした」と蔑まれたわが国の姿とは対照的だ。

 ところで、鳩山由紀夫前首相(63)は、漁船事件に関して「私だったら事件直後にこの問題をどうするべきか、温家宝首相と腹を割って話し合えた」と、菅首相の対応を批判した。鳩山氏の“外交実績”からは大口としか思えないが、一つだけ確信できることがある。例のねとっとした口調で、仙谷長官以上に違和感丸出しの「ばか丁寧語」を、温首相を前に駆使することは間違いあるまい。

(九州総局長 野口裕之)
■【尖閣ビデオ流出】都心で4500人抗議デモ、主婦や家族連れも 中国に怒り、日本政府にも不満(2010/11/06 21:27)


 沖縄・尖閣諸島沖の中国漁船衝突事件に関連し、民間団体「頑張れ日本!全国行動委員会」(田母神俊雄会長)などが6日、東京都千代田区で中国政府に抗議するデモ行進をした。

 海上保安庁の巡視船に向かって、中国漁船が衝突してきたことを示すビデオ映像がインターネット上に流出したこともあり、参加者からは中国側の姿勢や、ビデオを一般には非公開としてきた日本政府の対応に異を唱える声が多く聞かれた。初めてデモに参加する学生や主婦の姿も目立った。

 中国漁船衝突事件を受けた同団体の都内でのデモは10月2、16日に続いて3回目。主催者発表ではこれまでで最も多い約4500人が参加した。警視庁によると混乱はなかった。

 日比谷公園内で田母神氏や自民党総務会長の小池百合子衆院議員らが登壇した集会が開かれた後、参加者らは横断幕やプラカードを掲げて「中国の尖閣諸島への領海侵犯、侵略を許さない」などと訴え、約3キロを歩いた。

 デモに初めて参加したという千葉市の主婦(34)は「今までデモに参加しようなんて思ったこともなかったけれど、流出した映像を見て中国に怒りを覚えた。政府に対しても『よくもここまで隠していたな』と思い、足を運んだ」と参加理由を話した。

 東京都内の私立高3年の男子生徒(17)も「映像を見てデモに参加しようと思った。中国に対する怒りの声を届けることができた」と話した。

 家族連れの姿も多く見られた。堺市から妻、長女と3人で参加した公務員の男性(43)は、初めてのデモに近所で購入したという国旗を持参。「政府の外交はその場しのぎにしか思えない。国民の声を政府や海外に届けるには、一人でも多く集まったほうがいいと思った」と語気を強めていた。

 主催団体の関係者も「一般の国民の思いが、これだけ大規模なデモを実現させることになった」と手応えを口にしていた。

 主催団体では13、14両日に横浜市で開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせ、横浜市内でも集会やデモを実施する予定。